「市民が写した沖縄戦後史」 9月8日、中京・おもちゃ映画ミュージアム 収集した8㍉映画を公開
「市民が写した沖縄戦後史」と銘打つ上映会が9月8日、京都市中京区のおもちゃ映画ミュージアムで行われます。同ミュージアムと㈱シネマ沖縄との共催。
塩屋の海神祭、アイゼンハワー来沖などアメリカ統治時代のイベント、かつて行われていた名護のイルカ追い込み漁など、1951(昭和26)年~1985(昭和60)年頃の沖縄の生活や風景を収めた貴重なカラー映像の数々。市民目線でとらえた沖縄の暮らしや風景、家族の記録をデジタルと8㍉で上映します。
今年は、沖縄の本土復帰45年。8㍉フィルムのデジタル化や保存に取り組む「沖縄アーカイブ研究所」が1年がかりで沖縄の8㍉映画を収集し、集まった映像の一部を公開します。また、同研究所が復元に奔走した、戦前(1932年)の沖縄を紹介する紀行映画『沖繩縣の名所古蹟の實況』が、県外で初めて参考上映されます。
当日は、同研究所の真喜屋力(映画監督)氏の解説付きです。
「市民が写した沖縄戦後史~OKINAWA 8㍉映画発掘公開プロジェクト」 9月8日(金)18時半~20時半。参加費1000円(入館料込み)。定員30人。
予約、問い合わせはファクス075・803・0034、メールinfo@toyfilm-museum.jp