大激戦となっている総選挙で19日夕、京都1区から市民と野党の共闘の要として奮闘する、こくた恵二候補(比例近畿重複)を押し上げようと、市民と野党の共同大街宣が京都市下京区の四条烏丸で行われ、大学院生や研究者、政党代表など4人が訴えました。

 大阪大学大学院生の元橋利恵さんは、平和、社会保障、平和、平等のための政治を選択する選挙だとして「自分のため、次世代のため、大切な人のために政治を選ぶとき。こくた恵二さんにはそれを託すことができる」と話しました。

 40年間公害問題に取り組んできたNPO法人市民環境研究所の石田紀朗代表は、福島原発事故は住民から歴史や文化まで奪ったと述べ、「原発ゼロの社会をつくろうとの呼びかけに答えた京都の衆院議員はこくたさんだけだった。安倍政治に対峙できる政治を作るため頑張ってほしい」と訴えました。

 新社会党の岡崎宏美中央委員長は、総選挙直前に民進党が希望の党に合流するという逆流にもかかわらず踏みとどまれたのは、こくたさんの諦めない姿を見てきた多くの市民の決意の表れだと述べ、「野党統一候補で結果を出したい。野党共闘になくてはならないこくたさんを必ず京都1区から押し上げて欲しい」と熱いエールを送りました。

 市民連合を呼びかけた広渡清吾・東京大学名誉教授は、「ぶれず、揺るがず、たじろがず、私たちと一緒に選挙をたたかい、安倍政権打倒の先頭にたってくれた共産党大きく躍進させることが重要」と強調。「あなたの1票で安倍政権打倒し、日本の政治を変え、共産党を躍進させ、こくたさんを1区から国会へ送ってください」と呼びかけました。

 4人からの激励・エールを受けてマイクを握った、こくた候補は「総選挙の焦点は安倍政治を続けさせるのか、やめさせるのかだ」と強調。消費増税ストップ、憲法9条は変えない、原発ノーを訴え、「法治主義、立憲主義を取り戻すため、95年の歴史ある党、大義と信頼、共同の党、日本共産党を躍進させ、私を1区から国会へ押し上げていただきたい」と心を込めて訴えました。