南丹市議選(2月4日告示、同11日投票)での現有3議席確保に向けて、日本共産党口丹地区員会は8日、同党の倉林明子参院議員を迎えた市政・国政報告会を同市内で開き、145人が参加しました。

 倉林議員は、原発ゼロの決断を迫る追及や消費税納入猶予制度の徹底を図らせるなど自身の国会論戦を紹介し、「安倍政権とガチンコで対決し、重税で苦しむ人の力になってきた」と力を込めました。市議選での全員当選とともに、来年の参院選での再選に向け、奮闘する決意を語りました。

 市議選の3候補が決表明。現職の野村健議員は、農業機械購入の4割補助など市議団の実績を紹介。現職のともおか誠議員は、同市で合併後に人口が11%減少しているとし、「支所の人員削減なども影響しており、つくられた疲弊だ」と語り、地域振興への決意を語りました。

 今期で勇退する現職の仲絹枝議員からのバトンタッチを目指す新人の麻田やすよし氏は、ふるさとを守るという決意とともに、「趣味の山登りでは、チームワークが大切で、一番弱い人に合わせて登る。社会でも格差や競争をあおらず、支え合い住みよい社会を協力してつくっていきたい」と訴えました。

 仲議員が、3期12年の議員生活への支援に感謝の言葉を述べ、「3人当選のために全力で奮闘する」とあいさつしました。同地区委員会の小林毅委員長が3氏必勝を訴えました。