6月17日告示の宮津市議選(24日投票・定数14、2減)での勝利に向けて、日本共産党の長林みよ(60)、うつのみや綾(48)=以上現職=、おのう孝之(64)=新人=の3候補は2日、同市のショッピングセンター前で、同党府委員会の渡辺和俊委員長とともに宣伝しました。

 長林候補は、安倍政権による森友・加計問題やイラク日報隠蔽などに市民の怒りが広がっていると指摘。「うそとごまかしの安倍政権に宮津から審判を下そう」と呼びかけました。

 うつのみや候補は、子育てママらの声を聞き、教育環境の改善を求めてきた結果、小中学校へのエアコン設置とトイレ洋式化が決まったことを報告。「しっかりと市民の声をとり上げて、いのち、暮らしが輝く市政にしたい」と訴えました。

 おのう候補は、府内最高の介護保険料や高すぎる国保料の引き下げを訴え、「子どもの医療費拡充、地域経済振興にも全力をあげる」と述べました。

 渡辺委員長は、違憲の戦争法を強行し、北朝鮮問題では圧力一辺倒で対話による解決に背を向けてきた安倍政権を批判し、「安倍暴走政治を止める力が市民と野党の共闘だ。共闘の要、共産党が伸びてこそ暴走を止められる。来年の参院選での躍進とともに、市議選では3人をなんとしても議会に送り出してほしい」と訴えました。

(写真=訴える〈左から〉うつのみや、長林、おのう各候補と渡辺委員長)