亀岡市の「憲法9条を守ろう安詳の会」は5月末で、3000万署名の目標1000人を30人分超過達成。安倍政権を倒すまで、さらに積み上げようと奮闘しています。

 同「安詳の会」は安詳小学校区(有権者約7000人)の退職教職員や年金者組合、新婦人、日本共産党などで構成。ニュース会員155人に毎月、会報を配布しています。署名数は、戦争法に反対する2000万署名を超え、過去最高を記録しました。

 署名は昨年11月から取り組み、4月10日までに約840人分となり、5月末に向けラストスパート。スーパー前や朝夕の駅頭をはじめ、各団体内で署名していない人、町内で署名などを呼び掛けたことがなかった人を訪問。断る人はほとんどなく、「安倍さんはほんとにひどい。何とか辞めさせなあかん」などと対話が弾みました。電気メーカーで働く女性は、職場の上司や同僚に呼びかけ40人を集めました。

 6月2日には、JR馬堀駅前で同会会員ら十数人が署名行動に参加。若い母親や通勤途中の若者らが署名に応じました。

 同「安詳の会」事務局の三上悟さんは「団結して1000人を達成できた。今後も『九条の会』の呼びかけも受け、安倍政権を倒すまで署名を続けたいと考えています。改憲策動を止めるためにも、署名をさらに積み上げたい」と話しています。