日本共産党府議団(前窪義由紀団長、13人)は8月28日、京都市上京区の京都社会福祉会館で議会報告・要求懇談会を開催し、約40人が参加しました。

 前窪団長はあいさつで、地震や豪雨被害など府民の暮らしを守る論戦などを報告し、「沖縄では翁長知事が亡くなり県知事選となった。沖縄県知事選勝利へ京都からも力を尽くそう」と述べました。

 光永議員が6月議会の論戦について報告。大阪府北部地震や7月豪雨被害で現地調査を行い、被災者に寄り添った論戦を行う中で、府の被災者支援制度が前進しているとし、「住民の方に制度を知らせ、さらに拡充を求めていきたい」と強調。貧困と格差が広がる中、北陸新幹線延伸などの大型開発、民間社会福祉法人への補助制度廃止、事故やドクターヘリ遅延など問題相次ぐ京丹後市の米軍基地問題などを批判。全員制の中学校給食実施や、医療・社会保障分野での賃上げ、中小企業振興などの府民要求実現への展望を語りました。

 参加者からは、地域交通の充実、農業振興、南山城村のメガーソーラー計画問題、消費税増税、災害対応などについて要望や質問が出されました。