新日本婦人の会京都府本部は12月12日、安倍政権が来年10月からの実施を狙う消費税率10%への増税をやめさせようと、京都市中京区の京都生協店舗前で署名宣伝を行いました。

 約20人が参加し、「賛成」か「困る・反対」かを選ぶシール投票、税率8%と10%の商品分類表などを掲げて市民と対話。「キャッシュレスでのポイント還元も9カ月だけ。10%は絶対だめ、と来年の地方選、参院選で意思表示しよう」と呼びかけました。

 「『アキラメない!』10%中止を」と書いたビラ付きポケットティッシュを配り、消費税10%への引き上げ中止などを求める署名の協力を訴えました。

 10%増税「反対」にシールを貼り、署名にも応じた中京区の女性は、「みんな1円でも安い商品を選んで買い物している。8%になって相当の負担をしてきたのに2%も上がれば、生活への影響は大きい」と語りました。  宣伝中のシール投票で「賛成」に投票した人はゼロ。衆参両院議長にあてた「命を守る対策を最優先し、消費税増税と大軍拡中止、税の集め方・使い方の抜本的見直しを求める請願」署名には、1分間に1人が応じる反響ぶりでした。