揃い踏みで山科府市会3議席の実現を訴える、小池書記局長と(左から)本庄府議候補、鈴木とよこ、山本陽子京都市議候補(5日、JR山科駅前

 日本共産党の小池晃書記局長が5日、京都入りし、京都市山科区、左京区、伏見区の3カ所で同党の府議・京都市議候補とともに街頭宣伝し、「日本共産党の議席を増やして、安倍政治にさよならをしよう」と呼びかけました。

 山科区のJR山科駅前で、小池氏は、同党の本庄たかお府議候補、山本陽子、鈴木とよこ両京都市議候補の必勝をよびかけました。

 小池氏は、塚田一郎国土交通副大臣が、下関北九州道整備を巡って「安倍総理や副総理が言えないので、私が忖度した」と発言し、辞任へと追い込まれた問題を紹介。問題の道路計画が、山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶもので、首相の地元と、麻生太郎副総理の地元に近いことから「安倍・麻生道路」と呼ばれているとし、「不要不急の道路計画を国直轄で進めるなど許されない。副大臣が辞めて済む問題ではない。森友・加計学園問題など政治を私物化する安倍政権に、お灸をすえよう。本庄たかおさんに、『利権政治は許さない』の願いを託してください」と訴えました。

 また、安倍政権の狙う消費税10%への増税対策で、混乱を極めている複数税率制度、ポイント還元、商品券問題などについて、「そんなに景気が心配なら、増税をやめればいい。大企業や富裕層に応分の負担をしてもらい、増税ストップ、国保料の大幅引き下げを実現しよう」と訴えました。また、憲法改悪阻止、原発ゼロ実現などの政策や、京都府議会・京都市議会での日本共産党の実績と値打ちを語り、「山科区府議選は、1人はみ出しの大激戦。本庄たかおさんを押し上げ、日本共産党を伸ばしてください。市民と野党の本気の共闘を実現する日本共産党の議席を増やし、安倍政治にさようならをしよう」と呼びかけました。

 京都市左京区の百万遍交差点では、とがし豊、加藤あい、ひぐち英明の各京都市議候補、京都市伏見区の近鉄伏見駅前では、西山のぶひで府議候補、赤阪仁、やまね智史京都市議候補とともに訴え、府議選・京都市議選の勝利を訴えました。