「安倍政権の改憲の狙いをきちんと批判しているのは共産党だけ。ぐんと伸ばしてほしい」 憲法学者・小林節氏が共産党・倉林候補を応援
自由、豊かさ、平和を奪うのが安倍政権
大激戦・大接戦となっている参院京都選挙区(改選数2)で、日本共産党の倉林明子候補の必勝を訴えるため、憲法学者の小林節さん(慶応大学名誉教授)が18日、京都入り。京都市内各地の街頭で応援演説を行いました。
京都市伏見区の龍谷大学前では、倉林候補と穀田恵二国会対策委員長・衆院議員とともに訴え。小林氏は、学生たちに向けて、「政治の仕事は私たちを幸福にすること。自由、豊かさ、平和が大事です。安倍政権は、それらを奪う政権です」と呼びかけました。安倍政権がこの間、特定秘密保護法を強行し、学生は高すぎる学費でローン(奨学金)地獄に追い込まれる、憲法を変えて「戦争する国」にしようとしていることなどを解説し、「企業献金をもらわず、政党助成金も受け取らないのが共産党。安倍政権の改憲の狙いを、きちっと批判しているのは共産党だけなんです」と日本共産党の政治姿勢を評価しました。
倉林さん、この人を落としたら損しますよ
倉林候補について、「福祉の専門家。この人を落としたら日本が損しますよ」と語り、「野党共闘全体が伸びることが大事。その中で、共産党がぐんと伸びるとことが重要です。比例代表も共産党へお願いします」と呼びかけました。
倉林候補は、「減らない年金」に変えることともに、兵器の爆買いをやめ、大金持ちに応分の負担をしてもらう税制に変えることで、学費引き下げや国保料引き下げができると述べ、「京都から再び私を国会に送ってください」と訴えました。穀田氏は、学費引き下げや給付制奨学金制度創設と、そのための財源を語り、「京都から倉林候補を押し上げ、比例でも日本共産党を大きく伸ばしてください」と呼びかけました。