【京都市長選】「自治の力生きる京都のまちをつくりたい」 福山和人氏が決意/文化の会集い
京都の文化人らでつくる「つなぐ京都2020文化の会」は12月5日、来年1月19日告示、2月2日投開票の京都市長選挙への立候補を表明した福山和人弁護士を応援する文化の集いを、京都市左京区の京都教育文化センターで行いました。
投票日翌日が節分であることにちなみ、唱歌「豆まき」の合唱に迎えられた福山さんは、京都は、商業、工業、農業もあり、自然が豊かで、公共施設もバランスよく混在し、持続可能な町であることが特性であるにも関わらず、役所機能の一極集中化が進められるなど危機的な状況にあると指摘。「創意工夫、みなさんの意見、自治の力で(京都の町の特性を)育みたい」と訴えました。
京都市美術館のネーミングライツの問題については、京都市は、市民や文化関係者の意見を聞いて判断すべきだったとして「見直しも含めて取り組みたい」と語りました。
参加者から福山さんに、実情を無視した京都市看板条例の施行、フランス文学者・桑原武夫・元京都大教授から寄贈された蔵書を京都市の図書館が無断で廃棄した問題などについての質問や、音楽や美術の発表の場の整備についての要望が出されました。
参加者は最後の福山さんに、寄せ書きを手渡しました。