自衛隊に若者名簿提供、門川市長が強行実施/京都市長選争点に 福山氏は反対運動の先頭に
中東地域での緊張が高まる中、自衛隊の中東派兵をめぐり、京都市長選での新たな争点として、市が自衛隊に18歳と22歳の青年の名簿を宛名シールで提供している問題が浮上しています。
安倍政権のもと、自衛隊の役割は大きく変えられている中、武力紛争の危険が高まる中東に、アメリカの要請に応えて自衛隊を派遣することは、隊員の命にかかわる重大事態となっています。
昨年4月に、門川市長が強行実施した自衛隊への名簿提出は、安倍政権の「戦争する国づくり」に積極的に加担するものと多くの市民から反対の声が上がり、当事者の青年からも個人情報の利用停止請求がされるなど、大問題となっていたもの。京都市は20年度も、昨年と同様に宛名シールでの名簿提供を実施する方針です。
一方、「つなぐ京都2020」の福山和人氏は、弁護士として、若者の命を守り、「戦争する国づくり」を許さないため、名簿提出反対の先頭に立ってきました。