市民の多様な願い届ける 「市民のつどい」で井筒かおる氏が決意 八幡市長選2月9日告示
八幡市長選(2月9日告示、16日投票)で、市民の声を生かす市政に転換をしようと、「市民のための市政をすすめる八幡市民の会」は1月13日、同市文化センターで「市民のつどい」を開きました。60人余の参加者を前に、同会事務局長の井筒かおる氏(66)=無所属、新=が、候補者として再度挑戦する決意を表明し、参加者らが市民要求を交流しました。
つどいで、市民の会の碩健一郎代表は、市長選が、国政における安倍政権の退陣を求める運動、京都市政の転換を求める戦いと同時期に行われる重要な選挙だと指摘。高い国保料や水道料金の問題をはじめ、市政の課題が山積するなか、「井筒さんを市長にすれば、市民の暮らしを守る市政に転換できる」と奮闘を呼びかけました。
井筒氏は、市民の声を聞かない現市政に対し、「市民の代弁者として、多様な願いを届けたい」と決意を表明。前回、選挙では敗れたものの、公約に掲げた国保料の負担軽減が、運動とあいまって一部実現したことを報告し、暮らしを応援する市政への転換をめざす熱意を訴えました。
市民の会の事務局次長で、日本共産党八幡市議団の山本邦夫団長が、市政の課題と暮らしを応援する政策の骨格を紹介した後、労働組合や市民団体の代表らが、子育て、教育、暮らしにかかわる切実な願いをリレースピーチ。公共交通の充実や男山の太陽光発電計画に反対する運動に取り組む市民らも、市政への願いを発信しました。
選挙には、現職の堀口文昭氏(67)=自民、公明、立民推薦=が立候補を表明しています。
井筒かおる氏を擁立 「市民のための市政をすすめる八幡市民の会」
2月9日告示、16日投票で行われる八幡市長選で、「市民のための市政をすすめる八幡市民の会」は15日、同会事務局長の井筒かおる氏(66)=無所属、新=を前回に続き、擁立することを発表しました。
【略歴】いづつ(井筒)・かおる 1953年、京都市生まれ。府立朱雀高校通信制卒業。上京中学校卒業後、丸高刺繍加工所に勤務。民主商工会の事務局員になり、95年から八幡民商に勤務。同事務局長、消費税廃止八幡各界連絡会事務局長を歴任。ボートピア建設反対、住宅リフォーム助成実現など、住民運動に参加。16年の八幡市長選に立候補。