【2・2京都市長選】「政策すばらしい」「学校跡地ホテル、なんとかして」街頭タウンミーティングで福山候補に期待の声次々
大激戦となっている京都市長選(2月2日投票)で、「つなぐ京都2020」の福山和人候補は1月23日夕、京都市中京区の三条河原町でタウンミーティングを行い、市民ら80人あまりが足を止めました。8人が質問や期待の声を語り、福山氏が丁寧に答えました。
「もう投票して来ました」と語った京極道弘さん(50)はホテル建設が問題になっている植柳小学校跡地近くに住んでいるといい、「地元は大変です。何とか福山さんに頑張ってほしい」と話しました。福山候補は、「ありがとう。一緒に最後まで頑張ろう」と答えました。
ホテルの建設ラッシュ問題では京都市内中心部に住む男性から、「どういう規制を進めるのか」と質問が出されました。福山氏は、宿泊施設の客室数がすでに京都市の目標としていた4万室を超えているとして、「宿泊施設の拡充・誘致方針は撤回し、総量規制を行いたい。増えているゲストハウスへの管理者常駐を義務付けをしたい。何より地元合意を大切にした施策を進める」と明確に答えました。
原発問題では、大飯原発差し止め訴訟弁護団の一員としても、原発廃炉と再生可能エネルギー普及で、気候危機に立ち向かうと表明。敬老乗車証をなくしてほしくないという訴えには、現行制度を堅持するとともに、民間事業者への使用拡大に向けた協議を進めたいと述べ、拍手が起きました。
最後まで聞いていた女性(60)は、「選挙に行ったことはないが、福山さんの政策は素晴らしいと思った。チラシを配りたい」と数十枚持ち帰りました。