署名を呼びかける「めざす会」のメンバーと、ながさこさん(左から2人目)=宇治市

ながさこ千春さんも行動参加

 宇治市の「中学校給食の実現をめざす会」は、「親子方式」による中学校給食の早期実施を求めて各地で要望署名を呼びかけています。

 29日告示の市長選に立候補を表明している、「こんな宇治プロジェクト」顧問の、ながさこ千春氏も親子方式での実施を公約に掲げています。

 宇治市は中学校給食の実施を決めていますが、センター方式で2023年度中の実施という方針です。署名では、現在の小学校の給食室を活用した「親子方式」にすれば、早期に中学校給食を実施できると呼びかけています。

 同会は11月12日、同市内の保育園前で宣伝を実施。ながさこ氏も参加し、小学校教諭時代の給食の様子を紹介しながら、「『親子方式』なら温かくておいしい給食を子どもたちに出すことができます。早く実現するためにも、署名に協力してください」と呼びかけました。

 保護者らは「早く中学校給食を実現してほしい」と述べながら、次々と署名していきました。