安倍改憲阻止は野党共闘の成果

 2月21日に行われた「2・21オンライン1区大演説会」で、立憲民主党副代表の辻元清美衆院議員が、こくた恵二国対委員長・衆院議員(近畿比例・京都1区候補)との対談ビデオに登場し、「タッグを組んで政権交代を」と熱いメッセージを寄せました。

 辻元氏は、「前回総選挙で野党がばらばらになった時、こくたさんが国対委員長でいてくれたおかげで何とか乗り切れた」と述べ、以降、日常的に相談や共闘を深めてきたと感謝の意を表明。自著の表紙にこくた氏も映っていると示し、「こくたさんは、何でも相談できる“お兄ちゃん”のような存在」と評しました。

 こくた氏は志位和夫委員長が『週刊金曜日』で、「『政権協力とは枝野代表を総理にすることです』と言っている」と紹介。菅首相の息子による総務省幹部接待が明るみに出るなど、相次ぐ政権・自民党の不祥事に「もう政権交代するしかない」とエールを交わしました。

 辻元氏は「こくたさんとタッグを組んだ一番の成果は、安倍政権に改憲をさせなかったこと」とズバリ。こくた氏も「そう。『2020年までに』と言っていた安倍さんを辞任においこんだ」と応えました。辻本氏は、辞任は「しんぶん赤旗」の「桜を見る会」の追及がきっかけだと述べ、「国対委員長としては25年のこくたさんが大先輩。与党議員も話を聞きますよ。これからも頑張ってほしい」と期待を寄せました。