新美2021公募展 京都市美術館本館で5年ぶり開催 5月1日まで作品募集
民主的美術団体「新美」(落合峯子運営委員長)は5月25日から30日まで、京都市左京区の京都市美術館本館で無賞、無審査の「真のアンデパンダンをめざして53rd新美2021公募展」を開催。5月1日まで作品の出品を募集しています。同美術館本館での開催は5年ぶり。
自由出品、無賞、無審査の公募展は、富井民主市政が誕生した1967年、19世紀のフランス・パリで初めて開催された「アンデパンダン展」のいかなる権威にも束縛されない独立の精神にもとづいて京都での民主的美術運動の発展、向上をめざし、「第1回新京都美術展」(10月4~11日、京都市美術館)としてスタート。俳人で俳画家の奥田雀草らが積極的に応援しました。
その後、会員制の団体「新美」を立ち上げ、公募展を同館本館で毎年続けてきました。2017年以後、改修もあり、本館で開催できませんでした。
募集要項は次のとおり。【種目】絵画、彫刻、造形、工芸、デザイン、写真、書、写真川柳ほか【サイズ】制限なし。特種な形状、サイズ、設置方法の場合、展示できない場合あり【出品料】〈絵画・彫刻・造形・工芸・デザイン・写真・書など〉3点以内6000円、学生証提示で3000円。1点追加ごとに1000円追加。組写真要別途設定、〈写真川柳〉1点800円、【出品申し込み】5月1日まで新美事務局(荒瀬)へファクスまたは郵送のこと。問い合わせ☎・0774・66・6409、✉arase@snow.ocn.ne.jp(荒瀬)。