たけやま彩子近畿比例候補

 日本共産党京都府委員会女性部と「JCP京おんなサポーターズ」(同党府女性後援会)は6月5日、総選挙勝利を目指すスタート集会を行い、府内53カ所をオンラインでつなぎ、計191人が参加。コロナ禍の中でこそ、命や暮らしを最優先する野党連合政権の実現へ、力を合わせようとエール交換しました。

 倉林明子党副委員長・参院議員と井上哲士参院議員がメッセージを披露。倉林氏は、女性たちが声を上げ政治を動かしたことがコロナ禍での前進だと述べ、「医療の脆弱さや女性・高齢者に冷たい政治を変えよう。総選挙勝利で野党連合政権を実現し、ジェンダー平等を前に進めよう」と呼びかけました。井上氏は、日本がジェンダーギャップ指数120位と世界で遅れた現状にもかかわらず、平等推進に後ろ向きな菅政権を批判。「誰もが人間らしく生きられる社会の実現へ共に頑張ろう」と話しました。

 渡辺和俊府委員長が総選挙をめぐる情勢を報告。4月の3国政選挙で野党共闘が勝利し、立憲民主党と協議開始で合意したり、入管法を野党で廃案に追い込むなど、2017年の総選挙以降、野党共闘の流れは着実に進んでいると強調。野党連合政権ができれば、医療や介護、保育、福祉職場での待遇改善が前進し、最賃アップや学費軽減などが実現できるとして、「政権が変われば政治は変わること、とりわけ日本共産党が伸びることで共闘が進むことを訴えてほしい」と述べました。

 リレートークでは、オンラインでつないだ府内の地域や団体などから7人が発言。医療後援会からは、コロナ対応のためナイロンの防護服で全身を覆われたままでの長時間勤務、コロナ病床管理のため入院出来ない患者が出ているなどの実状が語られ、「病床削減法が成立したが、こんな政権では命は守れない。先輩である倉林さんを送り出した自負がある。共産党の議員をもっと国会へ送り出したい」の発言に大きな拍手が送られました。休廃業が増えている飲食業者へ給付金などの支援の必要性(京商連婦人部)、京都市立学校でのプール授業は中止に(市教組)、北陸新幹線延伸工事の中止(新婦人右京支部)などのほか、地域での宣伝や学習会などの広がりも報告されました。

 たけやま彩子衆院近畿比例候補(党府女性部長)が行動提起し「女性が語り、政治を変える時、新しい野党連合政権をつくるため、女性の力を集めよう」とのアピールを確認しました。