総選挙で政治変えよう 伏見市民ネットが発足「自公政権終わらせる」
総選挙で政治を変えようと行動する京都市伏見区の住民らでつくる「選挙で変えよう! 伏見市民ネットワーク」は9月13日、伏見区内で集いを開き、オンライン含め50人以上が参加しました。総選挙への思いを交流し、同ネットの結成と宣伝などに取り組むことを確認しました。
同ネット事務局の村上敏明さんは、総選挙が近づく中、市民連合と4野党が共通政策で合意したことを紹介し、「京都市内で最も有権者の多い伏見区で、無党派層に呼びかけ、投票に行ってもらう行動を起こしましょう。私は戦争体験者として、自公政権を終わらせるために頑張りたい。SNSを活用しながら、新しい歴史をつくろう」と呼びかけました。
立憲民主党の泉健太衆院議員、日本共産党の穀田恵二衆院議員、国民民主党の前原誠司衆院議員、社民党の中村在男・京都3区支部連合代表、れいわ新選組の中たつや京都2区総支部長からメッセージが寄せられ、紹介されました。
ユナイトきょうと事務局の駒込武・京都大学大学院教授が連帯の発言を行い、コロナ禍で学校が休校し苦しむ子どもの様子や、PCR検査が広く行われていない実態などを紹介し、「国の舵取りを根本的に変える必要があります。コロナで、助けてほしいという声が充満している。お互いにそうした声を響かせ合い、政治を変えていこう」と訴えました。
10人の市民が、総選挙への思いをリレートーク。イベントスペースを運営する女性や、喫茶店のマスター、龍谷大の学生、介護施設職員、小学校教諭、長崎での胎内被爆者、ジェンダー平等の運動に取り組む人、キリスト教団の牧師、九条の会のメンバーらが、コロナ禍の体験や、営業、暮らし、教育、平和などそれぞれの立場から発言し、総選挙で政治を転換させることを呼びかけました。
これまで準備会として活動してきた同ネットの発足を確認し、街頭宣伝などを行う行動提起が行われました。