コロナ禍・物価高からくらし守る緊急対策を 日本共産党大山崎町議団、住民アンケートもとに提案
上下水道基本料免除■給食費・昼食費補助■高齢者支援給付■事業者支援給付
9月以降も、暮らしに身近な食品などの値上げが相次ぎます。日本共産党大山崎町議団は、コロナ禍と物価高騰による暮らしへの影響について尋ねる、住民アンケートを実施(7~8月)し、結果をもとに、「1億円でくらしを守る4つの緊急対策」を提案。住民生活を守るため、自治体の役割発揮をと迫り、町政に今年度中の実施を求めています。
内容は、▽上下水道の基本料金免除(1世帯約5000円)▽高校卒業までの子どもに「給食費・昼食費補助」(1人1万円)▽65歳以上の高齢者への「生活支援給付金」(1人7500円)▽町内事業者に「営業支援給付金」(1事業所1万円)の4つ。財源には、町の基金(総額19億円)のうち、自由に使える約6億円の財政調整基金からの繰り入れを示しています。
アンケートには約130人が回答。収入が1割以上減ったと答えた人が約3割、食料品の価格高騰が家計に大きな影響を与えるとの回答が82%に及びました。
同町では昨年来、上下水道基本料金が14カ月免除されており、歓迎すると同時に引き続き、免除を希望する声のほか、子どもの医療費無料化の拡充、高齢者の生活支援などに期待が寄せられました。
9月定例会の一般質問で、アンケートに寄せられた暮らしの実態と党議員団の緊急提案を示し、町に実施するよう要求しました。
町議団は、10月16日投票の町議選(町長選と同日投票)で引き続き4議席を獲得し、新しい町議会で実現をめざすと訴え、4つの緊急対策を求める町長あての要望署名にも取り組んでいます。