京都母親連絡会(中尾牧会長)は1月17日、憲法違反の「敵基地攻撃能力」保有などを盛り込んだ「安保3文書」の撤回を求めるスタンディング行動を京都市左京区の熊野神社交差点で行いました。

 同大会実行委員会メンバーらが、「戦争する国づくりを許さない!」「平和が一番!守ろう!憲法九条」と一文字ずつ書いた大判ポスター大のボードを連ねて、通行人にアピール。「いいね」のハンドサインで応える人、手を振ってエールを送る人の姿がありました。

 宣伝風景をスマホで撮影していた台湾出身の女子留学生(34)は、台湾海峡をめぐる情勢の緊迫化が不安だと述べ、「日本で平和を願ってアピールする人の姿をSNSで発信し、台湾の友達にも知らせたい」と語っていました。

 中尾会長は、岸田首相が閣議決定した「安保3文書」による大軍拡・大増税の危険性を指摘し、「大軍拡のための増税はいりません。税金は暮らしを守るために使ってほしい」と話していました。