ロシアによるウクライナ侵略の開始(2022年2月24日)から1年を目前にした2月19日、綾部市のショッピングセンター前では市民20人以上が参加し、「ロシアは即時撤退を」「ウクライナに平和を」と抗議宣伝を行いました。

 同宣伝は、市民有志3氏がよびかけ、侵略開始直後の昨年2月27日に初開催。同年6月中旬までは毎週に、それ以降は隔週で行っています。この日の宣伝は、同市の「9条の会」と共同し、参加者は、「ウクライナ人民のいのちを奪うな」「侵略戦争反対」などと書かれたプラスターを手に、ロシアの即時撤退を訴えました。

日本は戦争準備でなく平和外交を

 呼びかけ人の一人、大島辰哉さんは、「ロシアによる侵略行為は残虐で、ウクライナの人々の被害はこの1年続いており、ロシアは即時に無条件撤退すべきです。この戦争から思うのは、日本の軍拡による戦争準備がいかに愚かな行為であるかということと、平和外交で世界に訴えていく重要性です」と話していました。

  参加した会社員の神農哲雄さんは、「一刻も早く戦争を終わらせたいという思いはずっと変わらない。ウクライナに関する報道も減ってきて、社会の関心が薄らいでいるようにも感じるが、この戦争が終わるまでこうして可能な限り参加していきたい」と語ります