(左から)たつみ、中野両候補

たつみ 悦子73・現⑥

中野 ますみ74・現②

 4月23日投票を迎える、久御山町議選(定数14)で日本共産党は、同町議会最多当選の、たつみ悦子候補と3期目に挑む中野ますみ候補が、現有2議席確保をめざします。2人オーバーの少数激戦です。

 久御山町は、同町通過が予想される北陸新幹線延伸計画を推進し、久御山高校の北西地域(市田・佐古・林北畑)41㌶に企業誘致と住宅地整備促進をうたう新市街地計画など巨大開発を進めており、日本共産党以外の議員は賛成しています。

 共産党議員団は、この4年間、高校卒業までの医療費無料化(23年度)、学校図書館司書全小中学校1人配置(22年度)、地域包括支援センター町直営化(22年6月)、生理用品の小中学校への無償配布(21年7月)などを実現してきました。

 現町政が巨大開発を進める一方で、高い国保税、のってこバスの廃止、消防・水道の広域化推進など、町民負担増、交通弱者に冷たい施策を進めるもと、両候補は「北陸新幹線延伸や新市街地計画より、いのち、暮らし優先の施策を」と訴え。

 ▽のってこバスの復活など、町内公共交通充実による外出支援▽内水排除対策、耐震改修の充実▽消防・水道の広域化中止▽国保税1世帯1万円引き下げ▽介護保険料・利用料軽減▽学校給食の無償化▽30人学級実現─などの公約を掲げています。