八幡市長選 かめだ優子氏が出馬表明「暮らし応援、子育てしやすい八幡に」 「市民の会」が擁立/11月5日告示、同12日投票
市民団体や日本共産党で構成する「市民のための市政をすすめる八幡市民の会」(略称・市民の会)は、市長辞職に伴う八幡市長選(11月5日告示、12日投票)に、日本共産党元市議の、かめだ優子氏(62)=無所属=を擁立することを決めました。かめだ氏は10月3日、同市内で記者会見し、決意と政策を語りました。
かめだ氏は、実質賃金は増えず、物価高騰や年金引き下げで、市民の暮らしや営業が厳しさを増し、同市でも商店街の衰退、農業や商工業の後継者不足が深刻になっていると指摘。人口減少がまちづくりに影響をもたらしており、多様な市民ニーズを政策に反映する市政に変えることが必要だと強調しました。
そして、市議として20年間、市民の願いに寄り添い、共に歩んできた経験を生かして、住民参加型の市民の声を生かす市政を目指す決意を表明しました。
市予算の1%でできる政策として、▽高校卒業まで医療費は通院も無料▽学校給食費無償化目指し、まずは負担軽減○国保料均等割の負担軽減▽上下水道基本料金減免制度の復活▽補聴器購入の助成─など10項目を提示。「憲法を生かして、平和を発信、暮らし応援のまちづくりを進め、子育てしやすい希望の持てる八幡市をつくりたい」と語りました。
同市長選は他に、現市長の継承者で、自民・立憲民主推薦の川田翔子氏と、日本維新の会公認で元自民党府議の尾形賢氏が立候補を表明しています。
かめだ優子(亀田ゆうこ) 1960年大阪市生まれ。大阪府立東住吉高校卒業後、松坂屋に入社。新婦人八幡支部事務局長を経て、2003年から八幡市議5期。現在、新婦人八幡支部常任委員、同市社会保障推進協議会事務局、市民のための市政をすすめる八幡市民の会事務局。