学校調理方式で早期実施は福山候補だけ

 「巨大給食工場NO!学校で調理した温かい給食を」--「小学校のような全員制の中学校給食をめざす連絡会」は1月14日、三条大橋から祇園石段下までパレードを行い、子どもを含む40人余りが手作りのボードや横断幕を手に市民らにアピールしました。

 出発前の集会では、同連絡会の清原正人代表があいさつ。京都市長選挙立候補予定者に聞いた全員制中学校給食に関する公開質問状の回答を紹介し、学校調理方式での早期実施を掲げたのは、福山和人候補(「つなぐ京都2024」)だけだったと述べました。日本共産党の江本佳世子市議は、「巨大工場で63校、2万6000食を作るやり方では、子どもたちの命や安全は守れません。アレルギー対応や作ってから2時間以内に食べる基準は守れるのでしょうか。今ならまだ計画を中止にできます。小学校のような中学校給食を公約に掲げる福山和人さんで私たちの願いを実現しよう」と呼び掛けました。

 手書きで「食を安上がりに考えないで× 巨大工場NO」のボードを作ってきた女性は「巨大工場での給食なんて誰も望んでいない。安全でおいしい、学校調理の中学校給食こそ私たちの希望」と話しました。街頭からは「頑張って」の声援や「えー、京都って中学校給食ないの」と驚く声も上がっていました。