福山候補(中央)応援で駆け付けた、自由法曹団幹事長の山口弁護士(1月20日、京都市下京区)

 京都市長候補の福山和人弁護士が所属する「自由法曹団」所属の弁護士らが1月20日、京都市内で応援街宣を行い、司法修習同期の弁護士を含め約40人が「市民に寄り添う情熱の人」「脱原発に本気で挑戦」「新しい時代の京都市長に」と訴えました。

 自由法曹団は、基本的人権の保障、平和・民主主義擁護を目的とする弁護士団体で全国約2000人が所属。福山氏は京都支部幹事長を務めています。

 四条烏丸交差点で行った宣伝には、全国各地から駆けつけた団員の弁護士が参加。団長を務める岩田研二郎弁護士(大阪)は、能登半島地震を受けて、「地震災害が多発する日本で原発がいかに危険なものであるかが改めて明らかになった」と述べ、福山さんが大飯原発差し止め訴訟の弁護団に参加していることを紹介し、「脱原発に本気で挑戦し、市民の命と安全を守る人」と訴えました。

 幹事長で、京都市出身の山口真美弁護士(東京)は、「市民に寄り添い、絶対に諦めない情熱の人。誰もが暮らしやすい京都市を必ず実現してくれる」と呼びかけました。

 司法修習54期で福山氏と同期の弁護士も訴え。東京から参加した長尾詩子弁護士は、タクシーで京都市長選の話題になり「暮らしを一番に考えてくれる人がいい」と話す運転手さんに、「それは福山和人さんです」と推したことを紹介し、「市政のトップに求められる対話力、共感力を持つ人。200回以上のタウンミーティングを重ね、市長選を“市民とのキャッチボール”と言う福山さんこそ新しい時代の京都市長にふさわしい」と力を込めました。