自民「裏金」議員から“税金取れ”

　昨年10月に消費税のインボイス制度が強行されて初めての確定申告が行われるなか、３月13日を中心に京都府内21カ所で重税反対全国統一行動が行われ、約2000人が参加しました。

　13日にラボール京都（中京区）で開かれた右京区民集会（同実行委員会主催）には、150人以上が参加。集会後、「インボイス廃止」「裏金議員に課税せよ」「消費税、大軍拡NO！」などのプラカードを掲げ、「納税者の権利を守れ」「軍事費を減らして暮らしにまわせ」などと唱和しながら右京税務署まで行進して、集団申告を行いました。

　集会の開会あいさつで、右京生健会の田阪啓会長は、政治資金パーティーをめぐる自民党国会議員の裏金問題を批判。「重税反対」と声を上げててきた行動が、今回、自民党「裏金」議員から“税金を取れ”と訴える歴史的なものになったと述べ、「政治を良くする運動として成功させよう」と呼びかけました。

　税理士の佐々木保幸氏が、「自主申告について」と題して講演し、自主申告運動の意義を強調し、激励しました。

　集会では、国税庁長官宛ての「自民党国会議員への調査と課税に関する請願」と衆参両院議長宛ての「ガソリン税凍結、消費税減税、インボイス制度廃止に関する請願」の両署名への協力が呼びかけられました。

　行動には日本共産党の島田敬子府議が参加。穀田恵二衆院議員と倉林明子、井上哲士両参院議員、堀川あきこ党京都府常任委員を含む衆院近畿比例ブロックの４候補が連帯のメッセージを寄せました。