大激戦となっている京都市議中京区補欠選挙(欠員1)が7月7日、投開票を迎えます。日本共産党中京地区委員長の福井ひでとし候補(56)=新=は、「ここ中京から、金権腐敗の自民党に審判を下そう。そのために議会に押し上げてほしい」と訴え、連日、猛奮闘しています。こうしたもと「共産党の福井さんなら政治を変えてくれる」と市民の期待の声が広がっています。

誠実で適任の人材

立命館大学名誉教授 石原一彦さん

 居住希望者同士でつくった集合住宅「コーポラティブハウス」の住人として、約20年間、福井さんとは家族ぐるみの付き合いです。

 裏金体質から完全に抜け出そうともしない自民党政治や大義なき万博を無理やり進めようとする維新政治の時代にこそ、「誠実」が服を着て歩いているような福井さんが、京都市議会を担う人材として適任だと考えます。 併せて、私の専門でもあるまちづくりの問題です。

 京都市政では、高さ規制に地価上昇の理由を押し付けつけ、一部地域で規制を緩和し、「新景観政策」を骨抜きにするようなことが進められました。松井市長と市長与党が一体となって、短絡的にインバウンド観光需要を追い求め、市民の身近な生活環境が悪化しつつあります。「新景観政策」の精神を守り育て、豊かな生活・文化環境を創造する京都を目指し、福井さんが議会で大いに論戦を展開してくれることを期待します。

 

                  

市民に寄り添い真剣に

4歳児の母親 大関はるかさん

 保育制度の在り方をめぐり、共産党の福井さんを応援したいと思っています。

 昨年9月、2歳までが対象となっている小規模保育園について、一定の条件のもとで、3歳以上も受け入れを認めてほしいとの陳情書を市議会に提出しました。国が、市町村の柔軟な判断で、5歳までの保育を認める特例措置を設けたことを受けてのことです。園に受け入れの条件があり、小規模保育園の子どもたちが通い続けられるのなら、保活の大変さや転園のストレスも減ることなどが陳情の理由の一つでした。

 市にも要請をしましたが、特例は認められないとの一点張り。市民目線は感じられませんでした。議会でも私たちの主張を丁寧に聞いてくれたのは共産党でした。

 先日、中京区で共産党後援会主催の保育の集まりがあり、福井さんは参加してくれていました。保育園に通う子どもや預ける親の立場に立って、保育制度を考えるかどうかが、問われていると思います。市民に寄り添い、真剣に耳を傾けてくれる福井さんに期待します。