街頭で訴える、山添政策委員長(右)と、かみじょう6区候補(10月22日、精華町・JR祝園駅前)

 日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員が22日、京都入り。相楽郡精華町、宇治市、京都市伏見区の3カ所で大激戦となっている比例近畿での日本共産党の躍進を訴えました。

祝園弾薬庫「拡張しない」1960年に「確認書」

 敵基地攻撃用ミサイルのための大型弾薬庫8棟の新設、が狙われている、陸上自衛隊祝園分屯地がある精華町のJR祝園駅前で山添氏は、祝園弾薬庫をめぐり1960年に防衛庁・自衛隊と精華町が「貯蔵施設の拡張はしない」「事前に協議する」などの「確認書」を交わしているとし、「国会で私が追及しても、政府は文書に書いてある約束を守ろうともしない。自治体も住民も無視して戦争準備に突き進んでいる」と、大軍拡を進める政府の姿勢を批判し、「一貫して反核・平和を貫いてきたのが日本共産党。必ず今回の選挙で伸ばしてください」と訴えました。

 山添氏は、北陸新幹線延伸計画反対、裏金疑惑の徹底究明、時給1500円以上への賃上げなどの政策を紹介し、「私たちは運動と結んで論戦し、学校給食の無償化が全国で進むなどしています。大激戦の比例代表近畿ブロックで、必ず3議席以上を獲得したい。みなさんの声を国会に届ける仕事をもっとさせてください」と呼びかけました。

 かみじょう亮一京都6区候補も大型弾薬庫新設問題などを告発し、同党の躍進を訴えました。