穀田氏(左)とともに街頭で訴える福山弁護士(10月26日、京都市中京区)

 今年2月の京都市長選で候補者として大奮闘した、福山和人弁護士が衆院選最終日の26日、京都市内3カ所で穀田恵二前衆院議員とともに街頭演説に立ち、「汚いお金と一番無縁の党。政党助成金ももらわない。ここまでお金に清潔な党は共産党だけ」と訴えました。

 京都市中京区で福山氏は、日本共産党を応援する理由について、「汚いお金と一番無縁の党だから」と強調。自民党の裏金疑惑はじめ、他党も企業・団体献金を受けたり、政治資金パーティーを開くもとで、「共産党だけが企業・団体献金も受け取らず、政党助成金までもらわない。ここまでお金に清潔な党は共産党だけだ」と述べました。

 裏金の原資は、事実上の企業・団体献金である政治資金パーティーの売り上げであるとし、「自民党がスポンサーである、大企業の利益となる施策を長年繰り返してきたことが問題だ」と強調。社会保障費の削減や法人税減税、消費税増税など、大企業優遇の政治が行われてきたとし、「もうこんな政治は終わらせよう」と呼びかけました。

 そして、500兆円に上る大企業の内部留保への時限的課税や、大学の学費引き下げ、給付制奨学金の拡充など同党の政策を示し、「この収賄政治を正し、みなさんの収入を増やし、年金を増やし、学費を下げる政治をできるのは日本共産党だけ。1区では井坂博文さん、比例では日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。