宇治市長選 子育て・暮らし応援の市政に“変える” 石川かずし候補がつどいで決意 12月1日告示・8日投票
18歳まで医療費無料・学校給食無償化・公共交通の充実
「こんな宇治プロジェクト」は11月24日、宇治市長選(1日告示、8日投票)に挑戦する石川かずし候補を市民の力で市長に押し上げようと「みんなの響き広がるつどい」を宇治市文化センターで開きました。市民の願いを持ち寄り、音楽を奏で、安心して暮らせる新しい宇治市政をめざして決意を固め合いました。
同プロジェクト共同代表の佐々木まゆみ宇治市議(無会派)があいさつし、「選挙は、市民の力で市政をよりよく変えるチャンス」と述べ、国の悪政の防波堤となる市政、市の職員を大切にする新しい市政へ転換しようと呼びかけました。
「こんな宇治市政にしたい」と、小中一貫校建設問題、学校給食や公共交通の充実を求める運動に取り組む市民や団体の代表が登壇して、実態と要求を語り、子育てや暮らしを応援する市政の実現を訴えました。
石川候補は、「子育て施策が乏しい」「1週間に1回しか風呂に入れない」という市民の声を紹介し、子育てや暮らしの願いに耳を傾けない現市政を変える決意を表明。すぐに取り組む施策として、▽18歳までの医療費の無料化▽学校給食費無償化▽通院や買い物を便利にするため、公共交通の充実─の三つを掲げており、「私が市長になって市政を変える」と述べると参加者は大きな拍手で応えました。
現市政評価と行動提起を行った同プロジェクト世話人の宮本繁夫宇治市議(日本共産党)は、現市政は、お金がないといって医療費助成拡充など市民の願いに背を向ける一方で、歴史公園の交流館で開催中の「光る君へ 大河ドラマ展」に、会場使用料、展示品賃借料、宣伝料など計1億6000万円もかけていると指摘。「現市政の1期で財政調整基金などの基金は計29億円増えており、お金の使い方を改めれば市民の願いに応えられる」と強調し、石川候補者の政策を広げ、SNSの活用とともに支持の訴えを呼びかけました。
日本共産党の倉林明子参院議員が激励、佐藤ただし宇治市議補選候補が連帯のあいさつを行いました。