昨年12月に沖縄で発生した米兵少女誘拐暴行事件への抗議と、再発防止を求める県民大会(12月22日)に連帯して、新婦人京都府本部は12月21日夕、京都市中京区の四条烏丸交差点で行動。米兵による少女暴行事件に対し「性暴力許さない」「事件の隠蔽(いんぺい)を許さない」「沖縄を二度と戦場にさせない」と書いた紙を手にアピールしました。

国連委員会も「地位協定改定」を勧告

 澤田季江会長は、同事件は、性的暴行などの罪に問われた米兵に沖縄那覇地裁で有罪判決(懲役5年)が出たが、日米地位協定によって日本では多くの加害米兵が処罰されない異常な事態にあることを紹介。10月に行われた国連女性差別撤廃委員会の日本審査では、在沖米兵による性暴力に初めて言及されたことにふれ、「最終勧告では、『国内法を適用しない地位協定を変えるべき』とまで示された。画期的なこと」と述べ、沖縄に連帯して声を上げようと呼びかけました。