選択的夫婦別姓も同性婚も“当たり前”の社会に 倉林議員がトーク宣伝「ジェンダー平等社会へ一緒に」
ジェンダー平等の社会めざし、政治を変えよう─日本共産党京都府委員会ジェンダー平等委員会とJCP京おんなサポーターズは15日、来年の参院選に向けた第1回目のトーク宣伝を党ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子参院議員と一緒に京都市内の繁華街で取り組みました。
参加者と倉林議員が代わるがわるマイクを握り、ジェンダー不平等の実態と願いを語り、日本共産党の取り組みや政策を紹介しました。自民党政治の下で遅れた日本の課題として、国連の女性差別撤廃委員会が10月末、政府に早期導入を求める4度目の勧告を出した選択的夫婦別姓や、戸籍上同性のカップルの結婚を認めない現行制度は違憲との司法判断が相次いでいる同性婚の問題を指摘。
倉林議員は、衆院は与党過半割れで選択的夫婦別姓に賛成の議員が65%を占め、同性婚については法制化の準備を進めていることを紹介し、「選択的夫婦別姓も同性婚も当たり前の社会に変わる時です。一緒に声をあげ前進を勝ちとろう。誰もが尊厳を大切にされる社会の実現に日本共産党は頑張ります」と訴えました。
男女賃金格差公開・是正を
また、ジェンダー平等社会の実現に欠かせないのが男女の賃金格差の是正だと強調。国の責任で企業に賃金格差の公開義務と是正措置を行うよう求めていることにふれ、「企業・団体献金を一切もらわず、大企業にものが言える日本共産党を伸ばして、ジェンダー平等を前に進めよう」と呼びかけました。
宣伝では、「ジェンダー平等へ 私も言いたい」との一言メッセージも募り、通りかかった高校生らが「誰しもが平等に生きる権利がある!」「学ランじゃなくて良くね?」などと書いていました。