今度こそ選択的夫婦別姓実現を 倉林氏「与党過半数割れで国会に変化」/共産党府委ジェンダー平等宣伝
日本共産党京都府委員会ジェンダー平等委員会とJCP京おんなサポーターズは1月19日、京都市下京区の四条河原町で同党副委員長・ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子参院議員(京都選挙区)とトーク宣伝に取り組みました。
「選択的夫婦別姓を巡って、国会で大きな変化が生まれている」と切り出した倉林氏は、30年前に法案が準備されたにもかかわらず実現を阻んできたのが自民党政治だったと告発。国会の様相を変えたのは、昨年の衆院選での自民・公明の与党過半数割れをもたらした国民の審判であり、「65%の衆院議員が選択的夫婦別姓に賛成と答え、反対を主張する15%を大きく上回っている」と紹介しました。
国連の女性差別撤廃委員会が昨年10月に、選択的夫婦別姓の早期実現を求める4度目の勧告を出したことに触れ、「世界の流れ、人権水準の高まりに大きく遅れをとっている日本が今こそこの勧告に応えるべき。通常国会での法案提出の準備が進んでいる。30年以上遅れた法整備を今度こそ実現しよう」と呼びかけました。
宣伝では、市民らに一言メッセージを呼びかけ、10人以上が記入。「わたしは私、自分らしく生きたい」「自分の名前を自由に続けられる社会へ」「女性も自立して生きていける賃金を」などの声が寄せられました。
宣伝には、加藤あい、河合葉子、森田由美子、冨樫豊、山田耕司の各京都市議が参加しました。