「大企業減税にメス」「北陸新幹線延伸中止」綾部市で北部女性のつどい/倉林・井上氏、大軍拡・農業・介護など参加者とトーク

7月の参院選で井上さとし参院議員を含む比例5候補の全員勝利と京都選挙区(改選数2)での倉林明子参院議員・副委員長の勝利を目指し、日本共産党府委員会は3月30日、綾部市で倉林、井上両氏を迎えて「京都北部女性のつどい」を開き、府北部各地から約300人が参加しました。
大軍拡、農業、介護などをテーマに、参加者5人と井上、倉林両氏がトーク。京丹後市の女性は、「時給10円」といわれる米農家の現状や減反政策が招いた米不足など、自民党農政への怒りを訴え。倉林氏は、「安心して米作りを続けられ、若い人も農業に取り組める農政に変えていきたい」と答えました。
舞鶴市の女性は、海上自衛隊・舞鶴基地で、長射程ミサイル配備など戦争準備が着々と進められていると不安を訴えました。井上氏は、大軍拡の下で軍事費は22年度の1.6倍に達していると指摘し、「満州事変の前後は1.4倍でした。戦時下よりも軍事費を増やしています。こんな国づくりを止めさせるため、頑張りたい」と述べました。
福知山市のケアマネジャーが、介護報酬引き下げに伴う人手不足で事業の運営に困難を抱えていると訴えたのに対し、倉林氏は「ケア労働者の賃上げでこそ、利用者の人権も守られる。軍事費削って介護、医療、福祉に回せと立ち上がるときです」と発言。
産業廃棄物処理場によるPFAS(有機フッ素化合物)汚染が問題となっている綾部市の住民が、規制基準の策定を要望しました。
井上、倉林両氏が決意表明。井上氏は、政治とカネの問題を巡り、共産党が一貫して要求してきた企業・団体献金禁止が焦点となっていると強調。「金権体質に浸かってきた自民党、裏金議員の西田昌司議員に審判を下すのが参院選です。安倍政権以降、現在までに2・6兆円から11兆円に増えた大企業減税にメスを入れろと主張しているのは共産党だけです」と訴えました。
被爆二世として核兵器廃絶をライフワークとしてきたことを語り、「国連での核兵器禁止条約の交渉会議に日本の政党で参加したのは共産党だけで、そのことは誇りです。核兵器禁止条約を批准し、核廃絶の先頭に立つ政府をつくりたい」と述べました。
倉林氏は、看護師時代に高すぎる国保料を払えず、治療を受けられずに亡くなった事例に接し、「お金が無くて治療を受けられない。こんな社会でいいのか」と憤り、政治家として医療・介護・福祉を守れと一貫して追及してきたと語りました。
石破政権による高額療養費の引き上げ方針が運動と国会論戦で、当初実施を強行しようとした今年8月の引き上げも含めて、「凍結」せざるを得ない状況となり、初めて参院での予算修正に追い込んだことを紹介。「がん患者や国民の声が政治を動かした。昨年の衆院選で与党を過半数割れに追い込んだからです。国民の一票で政治は変えられる。軍事費削れ、北陸新幹線延伸中止をと京都選挙区で言えるのは、私だけ。参院選で政治を変える一歩をともに踏み出してほしい」と力を込めました。