中谷千代子
なかたに ちよこ
1930年、東京に生まれる。東京美術学校油画科で、梅原龍三郎に師事。子供絵画教室の指導などを経て、1960年に岸田衿子と共に、処女作「ジオジオのかんむり」を出版。1963年『かばくん』を発表。サンケイ出版文化賞大賞ほか受賞多数。1968年、絵本の研究のため渡欧。スイスの児童書文学者B・ヒューリマンやフランスのペール・カストールらにより、ヨーロッパでも高く評価される。『スガンさんのやぎ』(偕成社)は、アメリカのシカゴトリビューンの児童書スプリングフェスティバルで優秀賞を受賞。1981年、逝去。享年51。
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