馬場のぼる

ばば のぼる
1927年、青森県三戸郡三戸町に生まれる。1949年、上京し、翌年『ポストくん』で漫画家としてデビュー。 『ブウタン』で第1回小学館漫画賞、『きつね森の山男』『11ぴきのねこ』で産経児童出版文化賞、『11ぴきのねことあほうどり』と日本経済新聞連載の『バクさん』で第19回文藝春秋漫画賞受賞。また、絵巻えほん『11ぴきのねこ マラソン大会』は、イタリア・ボローニャ児童図書展で、子どもたち自身が選エルバ賞を受賞。ほのぼのと温かい画風と深みのあるユーモア、独特の語り口で、幼児から大人まで幅広い人気を集めた。
2001年、遺作となる『ぶどう畑のアオさん』の校正をチェックした数時間後に永眠。享年73。