安房直子

あわ なおこ
1943年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。山室静の指導を受けつつ児童文学を創作、在学時代から児童文学作品を発表し続けた。幻想的作風の中に日本民話風の趣をもった作品が多い。
1973年、『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞、1982年、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、1985年、『山の童話 風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞、1991年、『花豆の煮えるまで』(偕成社)でひろすけ童話賞受賞を受賞する。
1993年2月没。