ディック・ブルーナ

Dick Bruna、Hendrik Magdalenus Bruna
1927年、オランダのユトレヒト市生まれ。グラフィックデザイナー、絵本作家。ナインチェ・プラウス(うさこちゃん、ミッフィー)やブラック・ベアの生みの親として知られる。
父アルバートが経営する出版社「A・W・ブルーナ&ズーン」(以下ブルーナ社)で本の装丁を手がけ、シンプルで斬新なデザインで読者に好評を得るが、1971年、ディックの著作権を管理するメルシス社を友人とともにアムステルダムで設立、創作に専念したいとの思いから、1975年にブルーナ社を退職。現在も創作活動を行う。2006年、「ディック・ブルーナ・ハウス」がユトレヒト市のセントラル・ミュージアム横に開館。ディックの作品が常設展示されている。
ナインチェ・シリーズは、日本では福音館書店から「うさこちゃん」、講談社から「ミッフィー」として出版される。