5月20日(土)~9月18日(月・祝)9時半~17時半(入場17時10分まで)、古田織部美術館(京都市北区上賀茂桜井町107-2 B1F。地下鉄烏丸線「北山」4番出口より右折徒歩3分)TEL075・707・1800。

飛騨国高山(岐阜県高山市)藩主の嫡男金森宗和(重近)は父の影響で若い頃から織部流の茶の湯を学んでそれを極め、自流を立ち上げるまでになりました。やがて宗和は公家衆や上級武士から支持を集め、茶の湯を教授するようになります。寛永(1624~1644)の頃には、陶工野々村仁清を指導して自らの好みの茶道具を造らせ、それが大いに賞賛されました。この優美な茶の湯の世界は「姫宗和」と揶揄され、利休の孫の宗旦による、むさ苦しいまでの「侘茶」と比較されたのでした。
一方、織部門下の茶人でもあった2代将軍・徳川秀忠の娘和子(東福門院)は後水尾天皇の中宮でしたが、茶の湯を好み、自らの好みの道具を遺しています。同展では、野々村仁清造の新発見の茶碗や、東福門院好みの茶器や香合、美濃国(岐阜県)の織部焼と京の仁清焼を繋ぐ焼き物として古京焼白地緑彩茶碗、後水尾天皇を中心とした寛永文化ネットワークを形成した公家衆や法親王の書などを展示。

一般500円、大高生400円、中学生以下300円。

問い合わせTEL075・707・1800(古田織部美術館)、info[at]furutaoribe-museum.com

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2017/05/20170520-03.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2017/05/20170520-03-150x150.jpgkyomin-minpo美術館5月20日(土)~9月18日(月・祝)9時半~17時半(入場17時10分まで)、古田織部美術館(京都市北区上賀茂桜井町107-2 B1F。地下鉄烏丸線「北山」4番出口より右折徒歩3分)TEL075・707・1800。 飛騨国高山(岐阜県高山市)藩主の嫡男金森宗和(重近)は父の影響で若い頃から織部流の茶の湯を学んでそれを極め、自流を立ち上げるまでになりました。やがて宗和は公家衆や上級武士から支持を集め、茶の湯を教授するようになります。寛永(1624~1644)の頃には、陶工野々村仁清を指導して自らの好みの茶道具を造らせ、それが大いに賞賛されました。この優美な茶の湯の世界は「姫宗和」と揶揄され、利休の孫の宗旦による、むさ苦しいまでの「侘茶」と比較されたのでした。 一方、織部門下の茶人でもあった2代将軍・徳川秀忠の娘和子(東福門院)は後水尾天皇の中宮でしたが、茶の湯を好み、自らの好みの道具を遺しています。同展では、野々村仁清造の新発見の茶碗や、東福門院好みの茶器や香合、美濃国(岐阜県)の織部焼と京の仁清焼を繋ぐ焼き物として古京焼白地緑彩茶碗、後水尾天皇を中心とした寛永文化ネットワークを形成した公家衆や法親王の書などを展示。 一般500円、大高生400円、中学生以下300円。 問い合わせTEL075・707・1800(古田織部美術館)、infofurutaoribe-museum.com京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ