4月24日(土)~8月1日(日)10時~17時(月曜[但し5月3日・7月19日は開館]7月20日(火)休館。入館16時半まで)、京都思文閣美術館(京都市左京区田中関田町2-7。市バス「百万遍」下車。京阪本線「出町柳」今出川2番出口より徒歩5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・751・1777。
 版画のみならず、ガラス絵、板絵、書、陶やポスター、カレンダーなどあらゆる分野に果敢に挑戦し、京都から世界へ発信し続ける芸術家・木田安彦。
 デザイナーとして出発し、唯一無二の木田版画を確立した木田は、昨年「西国三十三所」を最後に、35年間の版画家としての活動に終止符を打ち、刀を置きました。それは一方で、絵画による新たな可能性を探求し、芸術の高みを目指す画家・木田安彦としての始動を意味します。
 思文閣美術館は、今年開館35周年を迎えるにあたり、記念特別展として、木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」展を開催します。
 一般800円(前売り650円)、大高生500円(前売り400 円)、中小生300円(前売り200円)。
 ※障がい者手帳所持、当日券に限り当日料金の半額、介助者1人まで無料。
 チケット取り扱いTEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:55077、髙島屋京都店チケットショップ、大学生協京都連合、ジュンク堂書店(京都店)ほか。
 問い合わせTEL075・751・1777、FAX075・762・6262、artm@shibunkaku.co.jp(京都思文閣美術館)。


 「ふるさとの名山」は、2000年~2006年まで7年の歳月をかけて、北から南まで日本の名山を網羅した総数42点にのぼる版画作品です。大胆な構図を配して、それぞれの山の特徴を見事にとらえたこれらの作品は、2004年より並行して制作された「西国三十三所」にいたる前の記念碑的作品で、木田は、この一連の名山シリーズで木版画の可能性を求め、一点毎に新たな実験をしてきたと述べています。
 また表現方法の1つとして、長年取り組んできたガラス絵で描かれたのが「富士百観」です。ガラス絵で富士山を100点描くという壮大な構想のもとに、2007年から制作を始め、新作を含めた20点は版画「ふるさとの名山」の内17点と共に初公開になります。この両作品はいずれも岩谷産業のカレンダーとして制作されもので、これらが一堂に展示されるのは今回が初めてになります。
 美術館の展覧会にあわせて、思文閣本社、ぎゃらりぃ思文閣において第1章「版画家 木田安彦」(4月25日~5月16日)を開催し、初期から近年までの代表的な版画作品を一堂に紹介ご提供(一部参考出品)いたします。
 続く来年は画家としての作品を第2章「芸術家 木田安彦」(2011年10月5日~10月23日)として同様にご紹介いたします。この3つの個展を通して、初期から今日に到る木田版画の集大成を展覧することができ、今後、芸術家として目指す道があきらかになります。
 今年から来年へと続く「木田安彦の世界」ぜひご高覧いただきますようご案内いたします。

─京都思文閣美術館

ギャラリートーク

  • 村田慶之輔(川崎市岡本太郎美術館館長)×木田安彦
     5月15日(土)14時~、同美術館。
  • 鷲田清一(大阪大学総長)×木田安彦
     7月18日(日)14時~、同美術館。

 入場無料(別途要入館料)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgadmin画廊・ギャラリー 4月24日(土)~8月1日(日)10時~17時(月曜[但し5月3日・7月19日は開館]7月20日(火)休館。入館16時半まで)、京都思文閣美術館(京都市左京区田中関田町2-7。市バス「百万遍」下車。京阪本線「出町柳」今出川2番出口より徒歩5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・751・1777。  版画のみならず、ガラス絵、板絵、書、陶やポスター、カレンダーなどあらゆる分野に果敢に挑戦し、京都から世界へ発信し続ける芸術家・木田安彦。  デザイナーとして出発し、唯一無二の木田版画を確立した木田は、昨年「西国三十三所」を最後に、35年間の版画家としての活動に終止符を打ち、刀を置きました。それは一方で、絵画による新たな可能性を探求し、芸術の高みを目指す画家・木田安彦としての始動を意味します。  思文閣美術館は、今年開館35周年を迎えるにあたり、記念特別展として、木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」展を開催します。  一般800円(前売り650円)、大高生500円(前売り400 円)、中小生300円(前売り200円)。  ※障がい者手帳所持、当日券に限り当日料金の半額、介助者1人まで無料。  チケット取り扱いTEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:55077、髙島屋京都店チケットショップ、大学生協京都連合、ジュンク堂書店(京都店)ほか。  問い合わせTEL075・751・1777、FAX075・762・6262、artm@shibunkaku.co.jp(京都思文閣美術館)。  「ふるさとの名山」は、2000年~2006年まで7年の歳月をかけて、北から南まで日本の名山を網羅した総数42点にのぼる版画作品です。大胆な構図を配して、それぞれの山の特徴を見事にとらえたこれらの作品は、2004年より並行して制作された「西国三十三所」にいたる前の記念碑的作品で、木田は、この一連の名山シリーズで木版画の可能性を求め、一点毎に新たな実験をしてきたと述べています。  また表現方法の1つとして、長年取り組んできたガラス絵で描かれたのが「富士百観」です。ガラス絵で富士山を100点描くという壮大な構想のもとに、2007年から制作を始め、新作を含めた20点は版画「ふるさとの名山」の内17点と共に初公開になります。この両作品はいずれも岩谷産業のカレンダーとして制作されもので、これらが一堂に展示されるのは今回が初めてになります。  美術館の展覧会にあわせて、思文閣本社、ぎゃらりぃ思文閣において第1章「版画家 木田安彦」(4月25日~5月16日)を開催し、初期から近年までの代表的な版画作品を一堂に紹介ご提供(一部参考出品)いたします。  続く来年は画家としての作品を第2章「芸術家 木田安彦」(2011年10月5日~10月23日)として同様にご紹介いたします。この3つの個展を通して、初期から今日に到る木田版画の集大成を展覧することができ、今後、芸術家として目指す道があきらかになります。  今年から来年へと続く「木田安彦の世界」ぜひご高覧いただきますようご案内いたします。 ─京都思文閣美術館 ギャラリートーク村田慶之輔(川崎市岡本太郎美術館館長)×木田安彦  5月15日(土)14時~、同美術館。鷲田清一(大阪大学総長)×木田安彦  7月18日(日)14時~、同美術館。 入場無料(別途要入館料)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ