11月12日(土)~1月29日(日)10時~17時(月曜・12月25日~1月6日休館。入館16時半まで)、高麗美術館(京都市北区紫竹上岸町15。市バス「加茂川中学前」下車すぐ。P少あり)TEL075・491・1192。
白磁青花草花文壺(18世紀前半)
鄭詔文(チョンジョムン/高麗美術館創設者)がこよなく愛した
朝鮮陶磁の世界 逸品約70展を展覧
朝鮮の陶磁は、時代によってさまざまな表情をみせている。高麗時代を代表する青磁は翡翠色の釉薬が薄く掛かり、雲鶴や牡丹・菊などの緻密な文様が施された象嵌青磁は当代最高の技術を誇っている。
そこから一転、色と形に変化が生まれ、緻密さとは真反対の粗放な力強さを印象づけるのが粉青沙器。王宮でも粉青沙器が受用されたが、15世紀頃に完成された美しく高貴な青花の登場で衰退。しかしその個性は白磁へと受け継がれ、朝鮮王朝のおよそ500年にわたり、一貫した特徴を保ちながら発展し続けた。特に17世紀以降の白磁は、あまりに素朴で自然体であるゆえに一時は評価されなかったが、まるく大きな「満月壺」など、後期の白磁に対する最近の人気には目を見張るものがある。
一般500円、シルバー(65歳以上)・大高生400円、障がい者手帳所持、介助者1人まで・中学生以下無料。※2人以上での来館時、図録『李朝染付』を1冊プレゼント(定価1000円/カラー50ページ)
問い合わせTEL075・491・1192/FAX075・495・3718(高麗美術館)。
【会期中イベント】
ワークショップ「やきもの絵付け教室」
11月20日(日)・11月27日(日)10時~12時/14時~16時、高麗美術館。
2012年の干支・辰にちなんで、鉄絵で龍のイメージを丸皿(直径15センチ)に描き“my絵皿”を制作。作品は後日、釜で焼き12月20日(火)頃に美術館にて引渡し※汚れてもいい服装で参加
講師=村田森(陶芸家)。
3500円(入館料含)、各回定員15人。※要予約
申し込みTEL075・494・2238。
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2011/11/12/2011_53.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20111112-01-thumb-150x200-17363.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20111112-01-thumb-150x200-17363-150x150.jpgkyominイベント高麗美術館 11月12日(土)~1月29日(日)10時~17時(月曜・12月25日~1月6日休館。入館16時半まで)、高麗美術館(京都市北区紫竹上岸町15。市バス「加茂川中学前」下車すぐ。P少あり)TEL075・491・1192。
白磁青花草花文壺(18世紀前半)
鄭詔文(チョンジョムン/高麗美術館創設者)がこよなく愛した
朝鮮陶磁の世界 逸品約70展を展覧
朝鮮の陶磁は、時代によってさまざまな表情をみせている。高麗時代を代表する青磁は翡翠色の釉薬が薄く掛かり、雲鶴や牡丹・菊などの緻密な文様が施された象嵌青磁は当代最高の技術を誇っている。
そこから一転、色と形に変化が生まれ、緻密さとは真反対の粗放な力強さを印象づけるのが粉青沙器。王宮でも粉青沙器が受用されたが、15世紀頃に完成された美しく高貴な青花の登場で衰退。しかしその個性は白磁へと受け継がれ、朝鮮王朝のおよそ500年にわたり、一貫した特徴を保ちながら発展し続けた。特に17世紀以降の白磁は、あまりに素朴で自然体であるゆえに一時は評価されなかったが、まるく大きな「満月壺」など、後期の白磁に対する最近の人気には目を見張るものがある。
一般500円、シルバー(65歳以上)・大高生400円、障がい者手帳所持、介助者1人まで・中学生以下無料。※2人以上での来館時、図録『李朝染付』を1冊プレゼント(定価1000円/カラー50ページ)
問い合わせTEL075・491・1192/FAX075・495・3718(高麗美術館)。
【会期中イベント】
ワークショップ「やきもの絵付け教室」
11月20日(日)・11月27日(日)10時~12時/14時~16時、高麗美術館。
2012年の干支・辰にちなんで、鉄絵で龍のイメージを丸皿(直径15センチ)に描き“my絵皿”を制作。作品は後日、釜で焼き12月20日(火)頃に美術館にて引渡し※汚れてもいい服装で参加
講師=村田森(陶芸家)。
3500円(入館料含)、各回定員15人。※要予約
申し込みTEL075・494・2238。kyomin
Author京都イベントなび