10月31日(土)~12月27日(日)9時半~17時(入館は16時半まで。金曜日は20時まで開館。月曜日休館、ただし11月2日・23日は開館)、京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎公園内。市バス「東山二条」「京都会館美術館前」下車徒歩約5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・761・4111。
 イタリア、ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置するボルゲーゼ美術館。名門貴族であったボルゲーゼ家歴代のコレクションで知られており、世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫と言われています。
 本展は、その珠玉のコレクションから選ばれた、ラファエロやボッティチェリといったルネサンスを代表する巨匠をはじめ、バロック絵画の先駆けであり、「最初の近代画家」とも言われるカラヴァッジョ、そしてジャン・ロレンツォ・ベルニーニら、文字どおりイタリア美術の最盛期を概観できる内容となっています。
 今回はボルゲーゼ美術館のコレクションを日本でまとめてご紹介する初めての試みであり、その多くが日本で初公開の作品です。15世紀から17世紀まで、歴史の推移に沿って作品を見ていただくことで、“輝ける時代”に展開した「表現の変遷」をわかりやすく理解できる構成とします。
 またローマ教皇と枢機卿を輩出したボルゲーゼ家の歴史に加え、17世紀に建てられた「ヴィラ・ボルゲーゼ」を現在も展示室とする、美術館の壮麗な建築もご紹介します。
 およそ250年にわたるイタリア美術の流れを、約50点の名品の数々によってご覧いただく本展は、ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》をハイライトに、カラヴァッジョという「異端者」とその追随者(カラヴァジェスキ)たちが登場する終盤に向けて、われわれに忘れがたい印象を残すものになると確信しております。
 一般1400円(前売り1200円)、大学生1000円(前売り800円)、高校生500円(前売り300円)、中学生以下・障がい者手帳所持、介助者1人まで無料。
 問い合わせTEL075・761・4111(京都国立近代美術館)。


【関連イベント】
講演会「ボルゲーゼ美術館とカラヴァッジョ」
 11月14日(土)14時~、京都国立近代美術館1F講演室にて。
 聴講無料、先着100人(当日11時から整理券配布)。
 講師=宮下規久朗(神戸大学大学院准教授)。
講演会「作者を捜せ!ボルゲーゼ美術館と二人の目利き」
 11月28日(土)14時~、京都国立近代美術館1F講演室にて。
 聴講無料、先着100人(当日11時から整理券配布)。
 講師=岡田温司(京都大学大学院教授)。
NHK BIG ART《一角獣を抱く貴婦人》
 11月1日(日)~12月25日(金)、京都駅ビルに展示。
 ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》を1000分割し、参加者1000人の力を合わせて共同制作するイベント。公式サイトでは、作品が届き次第随時公開され、2010年1月15日まで見られます。※参加募集終了
NHK BIG ART | ボルゲーゼ美術館展
イタリア文化会館京都 | 講演会「螺旋の展開:ミケランジェロからG.L.ベルニーニへ」
イタリア文化会館京都 | 講演会「作者を捜せ!―ボルゲーゼ美術館と目利きたち」

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin京都国立近代美術館美術館 10月31日(土)~12月27日(日)9時半~17時(入館は16時半まで。金曜日は20時まで開館。月曜日休館、ただし11月2日・23日は開館)、京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎公園内。市バス「東山二条」「京都会館美術館前」下車徒歩約5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・761・4111。  イタリア、ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置するボルゲーゼ美術館。名門貴族であったボルゲーゼ家歴代のコレクションで知られており、世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫と言われています。  本展は、その珠玉のコレクションから選ばれた、ラファエロやボッティチェリといったルネサンスを代表する巨匠をはじめ、バロック絵画の先駆けであり、「最初の近代画家」とも言われるカラヴァッジョ、そしてジャン・ロレンツォ・ベルニーニら、文字どおりイタリア美術の最盛期を概観できる内容となっています。  今回はボルゲーゼ美術館のコレクションを日本でまとめてご紹介する初めての試みであり、その多くが日本で初公開の作品です。15世紀から17世紀まで、歴史の推移に沿って作品を見ていただくことで、“輝ける時代”に展開した「表現の変遷」をわかりやすく理解できる構成とします。  またローマ教皇と枢機卿を輩出したボルゲーゼ家の歴史に加え、17世紀に建てられた「ヴィラ・ボルゲーゼ」を現在も展示室とする、美術館の壮麗な建築もご紹介します。  およそ250年にわたるイタリア美術の流れを、約50点の名品の数々によってご覧いただく本展は、ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》をハイライトに、カラヴァッジョという「異端者」とその追随者(カラヴァジェスキ)たちが登場する終盤に向けて、われわれに忘れがたい印象を残すものになると確信しております。  一般1400円(前売り1200円)、大学生1000円(前売り800円)、高校生500円(前売り300円)、中学生以下・障がい者手帳所持、介助者1人まで無料。  問い合わせTEL075・761・4111(京都国立近代美術館)。 【関連イベント】 講演会「ボルゲーゼ美術館とカラヴァッジョ」  11月14日(土)14時~、京都国立近代美術館1F講演室にて。  聴講無料、先着100人(当日11時から整理券配布)。  講師=宮下規久朗(神戸大学大学院准教授)。 講演会「作者を捜せ!ボルゲーゼ美術館と二人の目利き」  11月28日(土)14時~、京都国立近代美術館1F講演室にて。  聴講無料、先着100人(当日11時から整理券配布)。  講師=岡田温司(京都大学大学院教授)。 NHK BIG ART《一角獣を抱く貴婦人》  11月1日(日)~12月25日(金)、京都駅ビルに展示。  ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》を1000分割し、参加者1000人の力を合わせて共同制作するイベント。公式サイトでは、作品が届き次第随時公開され、2010年1月15日まで見られます。※参加募集終了 NHK BIG ART | ボルゲーゼ美術館展 イタリア文化会館京都 | 講演会「螺旋の展開:ミケランジェロからG.L.ベルニーニへ」 イタリア文化会館京都 | 講演会「作者を捜せ!―ボルゲーゼ美術館と目利きたち」京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ