5月23日(日)15時開演(14時開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
ベートーヴェンのピアノソナタといえば、一般に32曲と思われています。しかしそのほかに彼が11歳~12歳の時(ボン時代)に書いた3曲の選帝侯ソナタがあり、これらは少年時代のエネルギーに満ち溢れ、また後々の偉大な作品を予感させるような充実した3曲です。ベートーヴェンの創作時代全体をカヴァーするためにはこれら3曲も不可欠であり“35曲”でベートーヴェンの全生涯を概観したいと考えます。
今回この35曲全曲を演奏するということは私にとって大いなる『挑戦』です。私の人生においてこれからの3年間は非常に重要でまた生き生きとした時間になることでしょう。ベートーヴェンの無限の苦悩や喜びを含め、彼の人格の発展ともいうべきピアノソナタ全曲に迫りたいと思います。
「ベートーヴェン35のソナタ」に寄せて─ 多川響子
プログラム=ベートーヴェン/ピアノソナタ第27番ホ長調 op.90、ピアノソナタ第26番変ホ長調 op.81a「告別」、ピアノソナタ第7番ニ長調 op.10-3、ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」。
※開演前14時半から、音楽評論家横原千史氏と多川響子による聴き所や解説を盛り込んだプレトーク開催
当日3500円(前売り3000円)。全席自由。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:100-597。
問い合わせTEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL075・231・1086(ラ・ファーチェ企画)。
多川響子 たがわ・きょうこ(ピアノ)
京都市立芸術大学音楽学部卒業、及び同大学大学院音楽研究科修了。国立ドレスデン音楽大学卒業。在独中にはドイツ、ポーランドで様々な演奏会に出演する。
第9回宝塚ベガ音楽コンクール入選コントラバス奏者サンデル・スマランデスク氏と行ったデュオリサイタルに対し、2002年バロックザール賞を受賞。
ソロリサイタルを行う他、オーケストラとの共演やドレスデンフィルハーモニー弦楽三重奏団、コントラバス奏者サンデル・スマランデスク氏などをはじめ国内外の演奏家とのアンサンブルも数多く行っている。2009年3月には国立オラデアフィルハーモニー(ルーマニア)と協演した。
これまでに、小原久幸、馬場和世、田隅靖子、田崎悦子、ペーター・レーゼル、上野真の各氏に師事。現在、京都市立音楽高等音楽学校、滋賀県立石山高等学校音楽科非常勤講師。
横原千史 よこはら・せんし(音楽評論家)
静岡県浜松市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。文部省留学生としてハイデルベルク大学留学。大阪音楽大学、四天王寺国際仏教大学、帝塚山学院大学、京都市立芸術大学(大学院)、中国短期大学の講師を歴任し、音楽史、音楽美学、オペラ史、西洋文化史、ドイツ語、英語などを教える。
共著書『鳴り響く思想 現代のベートーヴェン』『ベートーヴェン事典』『ブルックナー・マーラー事典』(以上、東京書籍)、『ピアノ学習者のための初めてのベートーヴェン』『ベートーヴェンルネッサンス』『音と言葉』『モーツァルト名盤大全』(以上、音楽之友社)、共訳書『ベートーヴェン大事典』(平凡社)など。
「レコード芸術」「音楽の友」「音楽現代」「ムジカノーヴァ」「ショパン」「神戸新聞」「関西音楽新聞」などに批評、エッセイを執筆。文化庁芸術祭、大阪文化祭などの審査員。音楽クリティッククラブ、音楽ペンクラブ会員。
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2010/05/23/35_vol4.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo音楽バロックザール 5月23日(日)15時開演(14時開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
ベートーヴェンのピアノソナタといえば、一般に32曲と思われています。しかしそのほかに彼が11歳~12歳の時(ボン時代)に書いた3曲の選帝侯ソナタがあり、これらは少年時代のエネルギーに満ち溢れ、また後々の偉大な作品を予感させるような充実した3曲です。ベートーヴェンの創作時代全体をカヴァーするためにはこれら3曲も不可欠であり“35曲”でベートーヴェンの全生涯を概観したいと考えます。
今回この35曲全曲を演奏するということは私にとって大いなる『挑戦』です。私の人生においてこれからの3年間は非常に重要でまた生き生きとした時間になることでしょう。ベートーヴェンの無限の苦悩や喜びを含め、彼の人格の発展ともいうべきピアノソナタ全曲に迫りたいと思います。
「ベートーヴェン35のソナタ」に寄せて─ 多川響子
プログラム=ベートーヴェン/ピアノソナタ第27番ホ長調 op.90、ピアノソナタ第26番変ホ長調 op.81a「告別」、ピアノソナタ第7番ニ長調 op.10-3、ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」。
※開演前14時半から、音楽評論家横原千史氏と多川響子による聴き所や解説を盛り込んだプレトーク開催
当日3500円(前売り3000円)。全席自由。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:100-597。
問い合わせTEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL075・231・1086(ラ・ファーチェ企画)。
多川響子 たがわ・きょうこ(ピアノ)
京都市立芸術大学音楽学部卒業、及び同大学大学院音楽研究科修了。国立ドレスデン音楽大学卒業。在独中にはドイツ、ポーランドで様々な演奏会に出演する。
第9回宝塚ベガ音楽コンクール入選コントラバス奏者サンデル・スマランデスク氏と行ったデュオリサイタルに対し、2002年バロックザール賞を受賞。
ソロリサイタルを行う他、オーケストラとの共演やドレスデンフィルハーモニー弦楽三重奏団、コントラバス奏者サンデル・スマランデスク氏などをはじめ国内外の演奏家とのアンサンブルも数多く行っている。2009年3月には国立オラデアフィルハーモニー(ルーマニア)と協演した。
これまでに、小原久幸、馬場和世、田隅靖子、田崎悦子、ペーター・レーゼル、上野真の各氏に師事。現在、京都市立音楽高等音楽学校、滋賀県立石山高等学校音楽科非常勤講師。
横原千史 よこはら・せんし(音楽評論家)
静岡県浜松市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。文部省留学生としてハイデルベルク大学留学。大阪音楽大学、四天王寺国際仏教大学、帝塚山学院大学、京都市立芸術大学(大学院)、中国短期大学の講師を歴任し、音楽史、音楽美学、オペラ史、西洋文化史、ドイツ語、英語などを教える。
共著書『鳴り響く思想 現代のベートーヴェン』『ベートーヴェン事典』『ブルックナー・マーラー事典』(以上、東京書籍)、『ピアノ学習者のための初めてのベートーヴェン』『ベートーヴェンルネッサンス』『音と言葉』『モーツァルト名盤大全』(以上、音楽之友社)、共訳書『ベートーヴェン大事典』(平凡社)など。
「レコード芸術」「音楽の友」「音楽現代」「ムジカノーヴァ」「ショパン」「神戸新聞」「関西音楽新聞」などに批評、エッセイを執筆。文化庁芸術祭、大阪文化祭などの審査員。音楽クリティッククラブ、音楽ペンクラブ会員。kyomin-minpo
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