12月4日(土)10時半/13時/15時50分、舞鶴西総合会館4F多目的ホール(京都府舞鶴市南田辺1番地。JR西舞鶴駅下車徒歩10分)TEL0773・77・1212。
今、混沌とする時代に、心が洗われる映画が誕生した。
社会に適応出来ず対人恐怖症と引きこもりから抜け出し、新たな自立の道を懸命に模索する主人公千華。そして厳しい農業の傍ら食と農業問題に独自の哲学を持ち、土と共に生きる晋平。今日、登校拒否や引きこもりなど、心の病は現代日本の深刻な問題として見えてくる。本作の『アンダンテ』とは音楽用語で『歩く速度でゆっくりと』を意味し、原作者である旭爪あかねは、自らの引きこもり生活の体験を主人公千華に反映させている。
主人公の千華を演じるのは、「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」などの超大作ミュージカルで活躍する新妻聖子。映画初出演にして初主演で難しい役を熱演している。また千華を受け止め励まし再生へと導く農業家の晋平には「踊る大捜査線」など、TV、映画、舞台などで幅広く活躍する名優・筧利夫が演じ、作品に一層の深みを持たせている。また、松方弘樹、秋本奈緒美、宇津宮雅代、村野武範、中条きよしら豪華俳優陣が脇を固め、作品を盛り上げている。撮影地は千葉県横芝光町。春から秋にかけて稲の生長とともに撮影を進めた。横芝光町の鮮やかな田園風景も農作物もまた本作品の主人公といえるだろう。
監督は映画界で最も期待されている新鋭の金田敬、脚本は「マリと子犬の物語」の山田耕大が執筆、企画・製作は映画「ガラスのうさぎ」の桂壮三郎が担当している。
原作=旭爪あかね
監督=金田敬
出演=新妻聖子、筧利夫、秋本奈緒美、松方弘樹、宇津宮雅代、村野武範、三上真央、紗綾、中条きよし
(2009年/日本/108分)
当日1500円(前売り1200円)、障害者・高校生~小学生800円。※制作協力券でも入場可
問い合わせTEL075・342・1552/FAX075・342・1553/sinfujin@mbox.kyoto-inet.or.jp(新日本婦人の会京都本部)
主催=映画「アンダンテ~稲の旋律~」京都上映連絡会/関西プロデュースセンターBONOBO・21/産直20周年企画実行委員会
食と農と大地、そして人間再生の物語!
物語映画の主人公「薮崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中閉じこもるようになり、日毎両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが…!
原作:旭爪あかね
千華やかつての自分とおなじように苦しんでいる人たちに、「悩んだり、苦しんだりしているのはあなただけじゃないよ」と伝えたい、という気持ちで、この小説を書きました。泥から生まれる美しい稲の海が、銀幕一面に揺れている様子を想像します。そのなかを、ときには立ち止まったり後退もしながら、ゆっくりゆっくり歩きはじめる千華の心が、観てくださる方々の胸に届きますように…。
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2010/12/04/post_2893.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin映画映画上映会 12月4日(土)10時半/13時/15時50分、舞鶴西総合会館4F多目的ホール(京都府舞鶴市南田辺1番地。JR西舞鶴駅下車徒歩10分)TEL0773・77・1212。
今、混沌とする時代に、心が洗われる映画が誕生した。
社会に適応出来ず対人恐怖症と引きこもりから抜け出し、新たな自立の道を懸命に模索する主人公千華。そして厳しい農業の傍ら食と農業問題に独自の哲学を持ち、土と共に生きる晋平。今日、登校拒否や引きこもりなど、心の病は現代日本の深刻な問題として見えてくる。本作の『アンダンテ』とは音楽用語で『歩く速度でゆっくりと』を意味し、原作者である旭爪あかねは、自らの引きこもり生活の体験を主人公千華に反映させている。
主人公の千華を演じるのは、「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」などの超大作ミュージカルで活躍する新妻聖子。映画初出演にして初主演で難しい役を熱演している。また千華を受け止め励まし再生へと導く農業家の晋平には「踊る大捜査線」など、TV、映画、舞台などで幅広く活躍する名優・筧利夫が演じ、作品に一層の深みを持たせている。また、松方弘樹、秋本奈緒美、宇津宮雅代、村野武範、中条きよしら豪華俳優陣が脇を固め、作品を盛り上げている。撮影地は千葉県横芝光町。春から秋にかけて稲の生長とともに撮影を進めた。横芝光町の鮮やかな田園風景も農作物もまた本作品の主人公といえるだろう。
監督は映画界で最も期待されている新鋭の金田敬、脚本は「マリと子犬の物語」の山田耕大が執筆、企画・製作は映画「ガラスのうさぎ」の桂壮三郎が担当している。
原作=旭爪あかね
監督=金田敬
出演=新妻聖子、筧利夫、秋本奈緒美、松方弘樹、宇津宮雅代、村野武範、三上真央、紗綾、中条きよし
(2009年/日本/108分)
当日1500円(前売り1200円)、障害者・高校生~小学生800円。※制作協力券でも入場可
問い合わせTEL075・342・1552/FAX075・342・1553/sinfujin@mbox.kyoto-inet.or.jp(新日本婦人の会京都本部)
主催=映画「アンダンテ~稲の旋律~」京都上映連絡会/関西プロデュースセンターBONOBO・21/産直20周年企画実行委員会
食と農と大地、そして人間再生の物語!
物語映画の主人公「薮崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中閉じこもるようになり、日毎両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが…!
原作:旭爪あかね
千華やかつての自分とおなじように苦しんでいる人たちに、「悩んだり、苦しんだりしているのはあなただけじゃないよ」と伝えたい、という気持ちで、この小説を書きました。泥から生まれる美しい稲の海が、銀幕一面に揺れている様子を想像します。そのなかを、ときには立ち止まったり後退もしながら、ゆっくりゆっくり歩きはじめる千華の心が、観てくださる方々の胸に届きますように…。kyomin
Author京都イベントなび