2月19日(土)18時~20時半(17時半開場)、 同志社大学今出川キャンパス明徳館1番教室(京都市上京区今出川通烏丸東入ル玄武町。地下鉄烏丸線「今出川」すぐ。Pなし、周辺に有料Pあり)TEL075・251・3120。
 1954年3月1日、ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で「死の灰」に襲われた「第五福竜丸」乗組員23人が被災。6カ月後に久保山愛吉無線長の死と大量のマグロ廃棄が、国民にショックを与え、原水爆禁止運動が広がる契機となりました。
 しかし、広島、長崎に続く「第三の被ばく=ビキニ事件」はいまだ全容が解明されていないのです。一連のビキニ核実験当時、1000隻を超えるともいわれる漁船等が付近海域におり、多数の船乗りたちが「死の灰」をかぶったのに、日米両政府は翌年、アメリカが日本に慰謝料=200万ドルを払うことで政治決着となり、被害の実相をうやむやにされてしまったのです。被災者は第五福竜丸だけではないと4半世紀も真相を追い続けている人たちがいます。
 1985年、教え子の高校生らが自分たちの町にもビキニの被災船員がいることを知ったことから山下正寿さんの追跡が始まります。粘り強いこれまでの調査活動で、被ばくマグロを廃棄した漁船の3分の1は高知の船だったこと、若くして原因不明の死亡、健康の不安におびえながら暮らす元乗組員や遺族の実情などを明らかにしてきました。
 この重大な被ばくの真相が、近年公表された米機密公文書から裏付けされたのです。

  1. 南海放送制作「わしも死の海におった」上映
  2. 講演「広島・長崎に次ぐ被ばく、ビキニ被災の実態」 講師=山下正寿
  3. 特別報告「核兵器のない世界をめざして」 講師=安斎育郎

 資料代500円。
 定員250人。※申込不要
 問い合わせTEL/FAX075・771・0729/hikaku-kyoto@nifty.com(核兵器のない世界を求めて京都実行委員会・長谷川)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント同志社大学 2月19日(土)18時~20時半(17時半開場)、 同志社大学今出川キャンパス明徳館1番教室(京都市上京区今出川通烏丸東入ル玄武町。地下鉄烏丸線「今出川」すぐ。Pなし、周辺に有料Pあり)TEL075・251・3120。  1954年3月1日、ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で「死の灰」に襲われた「第五福竜丸」乗組員23人が被災。6カ月後に久保山愛吉無線長の死と大量のマグロ廃棄が、国民にショックを与え、原水爆禁止運動が広がる契機となりました。  しかし、広島、長崎に続く「第三の被ばく=ビキニ事件」はいまだ全容が解明されていないのです。一連のビキニ核実験当時、1000隻を超えるともいわれる漁船等が付近海域におり、多数の船乗りたちが「死の灰」をかぶったのに、日米両政府は翌年、アメリカが日本に慰謝料=200万ドルを払うことで政治決着となり、被害の実相をうやむやにされてしまったのです。被災者は第五福竜丸だけではないと4半世紀も真相を追い続けている人たちがいます。  1985年、教え子の高校生らが自分たちの町にもビキニの被災船員がいることを知ったことから山下正寿さんの追跡が始まります。粘り強いこれまでの調査活動で、被ばくマグロを廃棄した漁船の3分の1は高知の船だったこと、若くして原因不明の死亡、健康の不安におびえながら暮らす元乗組員や遺族の実情などを明らかにしてきました。  この重大な被ばくの真相が、近年公表された米機密公文書から裏付けされたのです。 南海放送制作「わしも死の海におった」上映 講演「広島・長崎に次ぐ被ばく、ビキニ被災の実態」 講師=山下正寿 特別報告「核兵器のない世界をめざして」 講師=安斎育郎  資料代500円。  定員250人。※申込不要  問い合わせTEL/FAX075・771・0729/hikaku-kyoto@nifty.com(核兵器のない世界を求めて京都実行委員会・長谷川)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ