ラファエル前派からウィリアム・モリスへ
2月25日(金)~3月27日(日)10時~20時(最終日17時まで。閉館30分前締切)、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。JR「京都」下車すぐJR・近鉄京都線・地下鉄東西線「京都」直結、ジェイアール京都伊勢丹7F隣接。有料Pあり)TEL075・352・1111。
ウィリアム・モリス・ギャラリーほか、イギリス各地の美術館、コレクターの所蔵品約100点を展示し、ラファエル前派からウィリアム・モリスへの潮流を展観。
一般900円(前売り700円)、大高生700円(前売り500円)、中小生500円(前売り300円)。
チケット取り扱いTEL0570・00・0777(ローソンチケット)Lコード:54368、イープラス ほか。
問い合わせTEL075・352・1111(ジェイアール京都伊勢丹)。
産業革命によって急激な近代化を遂げた19世紀半ばのイギリスでは、物質的な充足の一方で都市や労働の変化が起こり、人々は精神的な豊かさが失われていることへの不安を抱きはじめました。こうした社会に警鐘を鳴らしたのが、思想家ラスキンです。彼が唱える理念にウィリアム・ホルマン・ハント(1827-1910)、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828-1882)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)らを中心とする青年画家たちが共鳴し、1848年〈ラファエル前派同盟〉を結成しました。彼らは当時、美術アカデミーが理想としていた巨匠ラファエロより以前の、初期イタリア・ルネサンスやフランドル絵画の自由な表現力に新たな未来を切り開こうと探求しました。こういった彼らの周辺には、ロセッティに感銘を受けたウィリアム・モリス(1834-1896)、エドワード・コリー・バーン=ジョーンズ(1833-1898)ら、のちに装飾美術や工芸に携わることになる多才な人物が集い始め、のちにアーツ・アンド・クラフツ運動へとつながっていきます。本展では、ウィリアム・モリス・ギャラリーほか、イギリス各地の美術館、コレクターの所蔵品約100点を展示し、ラファエル前派からウィリアム・モリスへの潮流を展観します。
─美術館「えき」
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2011/02/25/88.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpg美術館美術館「えき」 2月25日(金)~3月27日(日)10時~20時(最終日17時まで。閉館30分前締切)、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。JR「京都」下車すぐJR・近鉄京都線・地下鉄東西線「京都」直結、ジェイアール京都伊勢丹7F隣接。有料Pあり)TEL075・352・1111。 ウィリアム・モリス・ギャラリーほか、イギリス各地の美術館、コレクターの所蔵品約100点を展示し、ラファエル前派からウィリアム・モリスへの潮流を展観。 一般900円(前売り700円)、大高生700円(前売り500円)、中小生500円(前売り300円)。 チケット取り扱いTEL0570・00・0777(ローソンチケット)Lコード:54368、イープラス ほか。 問い合わせTEL075・352・1111(ジェイアール京都伊勢丹)。 産業革命によって急激な近代化を遂げた19世紀半ばのイギリスでは、物質的な充足の一方で都市や労働の変化が起こり、人々は精神的な豊かさが失われていることへの不安を抱きはじめました。こうした社会に警鐘を鳴らしたのが、思想家ラスキンです。彼が唱える理念にウィリアム・ホルマン・ハント(1827-1910)、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828-1882)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)らを中心とする青年画家たちが共鳴し、1848年〈ラファエル前派同盟〉を結成しました。彼らは当時、美術アカデミーが理想としていた巨匠ラファエロより以前の、初期イタリア・ルネサンスやフランドル絵画の自由な表現力に新たな未来を切り開こうと探求しました。こういった彼らの周辺には、ロセッティに感銘を受けたウィリアム・モリス(1834-1896)、エドワード・コリー・バーン=ジョーンズ(1833-1898)ら、のちに装飾美術や工芸に携わることになる多才な人物が集い始め、のちにアーツ・アンド・クラフツ運動へとつながっていきます。本展では、ウィリアム・モリス・ギャラリーほか、イギリス各地の美術館、コレクターの所蔵品約100点を展示し、ラファエル前派からウィリアム・モリスへの潮流を展観します。 ─美術館「えき」kyomin Author京都イベントなびスポンサーリンク