6月11日(土)12時半開演(11時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。
 能「老松~紅梅殿」角当行雄、能「望月」井上和幸、狂言「鬼瓦」茂山千五郎、仕舞「兼平」内藤幸雄、仕舞「水無月祓」梅若玄祥。
 S席10000円(前売り9000円)※正面特別指定席、A席7000円(前売り6000円)※1F・2F自由席、学生席3000円※2F自由席
 チケット取り扱い・問い合わせTEL075・711・2600/FAX075・701・0253(井上)、TEL075・343・2500/FAX075・343・2515(いすず産業)、TEL03・3363・7748(梅若能楽学院会館)、TEL/FAX044・755・6568(角当)。


老松 紅梅殿(おいまつ・こうばいどの)
 都に住む梅津の何某(ワキ)は、北野天満宮の夢のお告げに従って、筑紫の安楽寺(現在の太宰府天満宮)に参詣します。そこに現れた老人(前シテ)と若い男(前ツレ)に「菅原道真公ゆかりの飛梅はどこか」と尋ねると、「紅梅殿と崇めよ」とたしなめられる。さらにその梅を追ってきたといわれる老松(追い松)のことや、松や梅が数々の奇特を見せてきた中国の故事を引いてご神木の由縁を語り、消えてゆく。
 松蔭で旅寝して神託を待つ梅津の前に、老松の精が紅梅殿の精に呼びかけながら登場し、のどかな春を祝って舞を舞い、帝の長寿と御世の永遠を寿ぐ。
望月(もちづき)
 信濃の国出身の小沢刑部友房は、旧主の安田荘司友治が望月秋長と口論の末に殺されたため、今は近江の国守山の宿で甲屋という宿屋を営んでいる。そこへ敵の目を逃れて旅に出ていた友治の妻と一子花若が宿を借りに訪れ、一同は再会を喜ぶ。さらに偶然にも敵の望月秋長が従者を伴って泊まり合わせる。
 友房は一計を案じ、友治の妻を盲御前に仕立て謡を謡わせ、花若には鞨鼓(かっこ)を打たせ、自らは獅子舞を舞って、秋長が酔って油断した隙に、花若とともに敵討ちを果たす。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo伝統京都観世会館 6月11日(土)12時半開演(11時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。  能「老松~紅梅殿」角当行雄、能「望月」井上和幸、狂言「鬼瓦」茂山千五郎、仕舞「兼平」内藤幸雄、仕舞「水無月祓」梅若玄祥。  S席10000円(前売り9000円)※正面特別指定席、A席7000円(前売り6000円)※1F・2F自由席、学生席3000円※2F自由席。  チケット取り扱い・問い合わせTEL075・711・2600/FAX075・701・0253(井上)、TEL075・343・2500/FAX075・343・2515(いすず産業)、TEL03・3363・7748(梅若能楽学院会館)、TEL/FAX044・755・6568(角当)。 老松 紅梅殿(おいまつ・こうばいどの)  都に住む梅津の何某(ワキ)は、北野天満宮の夢のお告げに従って、筑紫の安楽寺(現在の太宰府天満宮)に参詣します。そこに現れた老人(前シテ)と若い男(前ツレ)に「菅原道真公ゆかりの飛梅はどこか」と尋ねると、「紅梅殿と崇めよ」とたしなめられる。さらにその梅を追ってきたといわれる老松(追い松)のことや、松や梅が数々の奇特を見せてきた中国の故事を引いてご神木の由縁を語り、消えてゆく。  松蔭で旅寝して神託を待つ梅津の前に、老松の精が紅梅殿の精に呼びかけながら登場し、のどかな春を祝って舞を舞い、帝の長寿と御世の永遠を寿ぐ。 望月(もちづき)  信濃の国出身の小沢刑部友房は、旧主の安田荘司友治が望月秋長と口論の末に殺されたため、今は近江の国守山の宿で甲屋という宿屋を営んでいる。そこへ敵の目を逃れて旅に出ていた友治の妻と一子花若が宿を借りに訪れ、一同は再会を喜ぶ。さらに偶然にも敵の望月秋長が従者を伴って泊まり合わせる。  友房は一計を案じ、友治の妻を盲御前に仕立て謡を謡わせ、花若には鞨鼓(かっこ)を打たせ、自らは獅子舞を舞って、秋長が酔って油断した隙に、花若とともに敵討ちを果たす。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ