9月22日(土・祝)18時半開演、京都文化博物館別館ホール(京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888(代)。
 1972年からの14余年間の欧州滞在ののち帰国。さまざまな演奏活動をしてきましたが、持ち続けてきた思いを形にしたいと2004年「間」「愛」「生死」をテーマに日本文化(能・舞/披講)と西洋文化(Muse)を対話させた洛樂企画“樂”シリーズ「樂GAKU 2B」を制作、京都にて演出、初演しました。2006年のドイツ公演、2007年には欧州文化首都開催地ルクセンブルグからの招聘を受け、フランス、ドイツ公演、そして2008年東京公演をしてきました。
 企画「樂GAKU」とは、生き物は本来、五感または六感という目に見えない何かを感じる感覚を持ち、そして時(間)の流れを越えて生きて行く存在です。人間は音、言、動 (舞・踊り)という表現を持ち、そこに精神的・宗教的なものが入り、それぞれの地域においてそれらの表現が音樂、言樂、舞・踊樂となり文明、文化が発展し民族、歴史が形成されて来たと考えられます。同時に、そこには創造の世界があり不安と解放という人間のおもいと願いに、その意があると思います。
 日本文化の「わび、さび」のすばらしさを感じつつ、特に日本が誇る伝統的な表現である「和歌」の言語の持つ魅力を感じるなか、和泉式部/X.Montsalvatge、式子内親王/C.Guinovart、皇太后宮俊成女/M.Castilloほか,いにしえの女の恋歌による現代作曲家の12音階で出来たギター作品 (これらの作品は国内では初演だと思われます)、また音楽、絵画にも多彩な才能を示したスペインの詩人F.Garcia Lorca(1898?~1936)の詩に影響を受け、曲名にギリシャ神話に出てくる単眼の巨人Polifemoの名前がつくR.Smith- Brindleの作品、16-17世紀のJ.Dowlandなどの西洋の詩をもとに1963年作曲されギター史に残るであろうイギリスを代表する B.Brittenの作品、そしてJ.S.BachのViolin曲Peters社原典版から‘Chaconne’(前田健編曲)の古典と現代にいたるギターのMuse、作品を取り上げました。
「樂GAKU・SARABANDE」の音樂(OtoGaku)の魅力を感じていただけたらと思います。

洛樂 前田健(Guitarist)

 ギターソロ、和歌による現代作曲家のギター作品、和泉式部
 バッハ/シャコンヌ、ブリテン/ノクターナル ほか
 一般3500円(前売り3000円)、学生2500円(前売り2000円)。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL075・724・6300/rakugaku@kki.biglobe.ne.jp樂GAKU)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo画廊・ギャラリー京都文化博物館 9月22日(土・祝)18時半開演、京都文化博物館別館ホール(京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888(代)。  1972年からの14余年間の欧州滞在ののち帰国。さまざまな演奏活動をしてきましたが、持ち続けてきた思いを形にしたいと2004年「間」「愛」「生死」をテーマに日本文化(能・舞/披講)と西洋文化(Muse)を対話させた洛樂企画“樂”シリーズ「樂GAKU 2B」を制作、京都にて演出、初演しました。2006年のドイツ公演、2007年には欧州文化首都開催地ルクセンブルグからの招聘を受け、フランス、ドイツ公演、そして2008年東京公演をしてきました。  企画「樂GAKU」とは、生き物は本来、五感または六感という目に見えない何かを感じる感覚を持ち、そして時(間)の流れを越えて生きて行く存在です。人間は音、言、動 (舞・踊り)という表現を持ち、そこに精神的・宗教的なものが入り、それぞれの地域においてそれらの表現が音樂、言樂、舞・踊樂となり文明、文化が発展し民族、歴史が形成されて来たと考えられます。同時に、そこには創造の世界があり不安と解放という人間のおもいと願いに、その意があると思います。  日本文化の「わび、さび」のすばらしさを感じつつ、特に日本が誇る伝統的な表現である「和歌」の言語の持つ魅力を感じるなか、和泉式部/X.Montsalvatge、式子内親王/C.Guinovart、皇太后宮俊成女/M.Castilloほか,いにしえの女の恋歌による現代作曲家の12音階で出来たギター作品 (これらの作品は国内では初演だと思われます)、また音楽、絵画にも多彩な才能を示したスペインの詩人F.Garcia Lorca(1898?~1936)の詩に影響を受け、曲名にギリシャ神話に出てくる単眼の巨人Polifemoの名前がつくR.Smith- Brindleの作品、16-17世紀のJ.Dowlandなどの西洋の詩をもとに1963年作曲されギター史に残るであろうイギリスを代表する B.Brittenの作品、そしてJ.S.BachのViolin曲Peters社原典版から‘Chaconne’(前田健編曲)の古典と現代にいたるギターのMuse、作品を取り上げました。 「樂GAKU・SARABANDE」の音樂(OtoGaku)の魅力を感じていただけたらと思います。 洛樂 前田健(Guitarist)  ギターソロ、和歌による現代作曲家のギター作品、和泉式部  バッハ/シャコンヌ、ブリテン/ノクターナル ほか  一般3500円(前売り3000円)、学生2500円(前売り2000円)。  チケット取り扱い・問い合わせTEL075・724・6300/rakugaku@kki.biglobe.ne.jp(樂GAKU)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ