8月18日(日)13時開演(12時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口北徒歩5分、有料Pあり)TEL075・771・6114。
能「西王母」河村浩太郎、狂言「文山立」茂山茂、能「熊坂」大江広祐 ほか。
一般2500円(前売り2000円)、学生1500円。全席自由。
問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。
西王母(せいおうぼ)
古代中国、周の穆王の時代、御代は豊かに治まっていた。その王の下に仙女がやって来て、3000年に1度だけ花咲き実を結ぶという桃の花を捧げ、王の威徳を讃える。噂に聞く伝説の仙女、西王母の園の桃花かと王が問うと、仙女はそれには答えず、自分は西王母の分身である、まずは仙界に戻り桃の実もお持ちいたしましょうといい残し天に昇ってしまう。…
熊坂(くまさか)
旅の僧が美濃国赤坂にさしかかった時、1人の僧に呼びとめられ、「今日は、さる者の命日ゆえ弔ってほしい」と言われ、その僧の草庵に案内される。旅僧が持仏堂に入り勤めを始めようと辺りを見ると仏像などはなく、壁には大長刀、拄杖ではなく鉄の棒、その他武具がびっしりと置かれている。不審に思い問うと、この辺は山賊、夜盗が出没するのでその時に通行人を危難から救うためだと言う。そして僧の身ながらあさましいことだなどと語るうち「おやすみあれやお僧たち、我もまどろまん」と寝室に入るかに見えた。と今まで居たはずの庵室は草むらとなり、旅僧は松の木陰に居たのだった。…
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2013/08/18/post_2322.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント京都観世会館 8月18日(日)13時開演(12時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口北徒歩5分、有料Pあり)TEL075・771・6114。
能「西王母」河村浩太郎、狂言「文山立」茂山茂、能「熊坂」大江広祐 ほか。
一般2500円(前売り2000円)、学生1500円。全席自由。
問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。
西王母(せいおうぼ)
古代中国、周の穆王(ぼくおう)の時代、御代は豊かに治まっていた。その王の下に仙女がやって来て、3000年に1度だけ花咲き実を結ぶという桃の花を捧げ、王の威徳を讃える。噂に聞く伝説の仙女、西王母の園の桃花かと王が問うと、仙女はそれには答えず、自分は西王母の分身である、まずは仙界に戻り桃の実もお持ちいたしましょうといい残し天に昇ってしまう。…
熊坂(くまさか)
旅の僧が美濃国赤坂にさしかかった時、1人の僧に呼びとめられ、「今日は、さる者の命日ゆえ弔ってほしい」と言われ、その僧の草庵に案内される。旅僧が持仏堂に入り勤めを始めようと辺りを見ると仏像などはなく、壁には大長刀(なぎなた)、拄杖(しゅじょう)ではなく鉄の棒、その他武具がびっしりと置かれている。不審に思い問うと、この辺は山賊、夜盗が出没するのでその時に通行人を危難から救うためだと言う。そして僧の身ながらあさましいことだなどと語るうち「おやすみあれやお僧たち、我もまどろまん」と寝室に入るかに見えた。と今まで居たはずの庵室は草むらとなり、旅僧は松の木陰に居たのだった。…kyomin-minpo
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