8月23日(金)~11月17日(日)10時~17時(月・火曜休、ただし祝日の場合開館。入館16時半まで)、清水三年坂美術館(京都市東山区清水3丁目337-1。市バス「清水道」下車徒歩7分、清水寺門前三寧坂北入。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・532・4270。
明治時代、日本は先進諸外国からの技術導入に必要な外貨獲得を急務とし、当時工業製品を持たなかった日本の輸出商品の中心は蒔絵、金工、陶磁器、七宝などの工芸品のほか、刺繍絵画でした。特に京都では西村總左衛門(千總)や飯田新七(高島屋)ら呉服商が中心となり、大規模に輸出を行なっていました。彼らは岸竹堂、今尾景年、竹内栖鳳ら京都画壇の画家達に依頼した下絵を元に、さまざまな色に染められた絹糸を用いて一針一針刺繍を施し、精緻な絵画作品を制作しました。その質の高さと美しさは評判になり、多くの作品が欧米の宮殿に納められましたが、経年劣化により多くの作品が消失、よい状態で現存する作品はごく僅かです。
今展では、2012年末にイギリスのアシュモレアン美術館でも紹介された作品を含め、欧米より里帰りした名品を展示します。
一般500円、大高中生300円。
問い合わせTEL075・532・4270(清水三年坂美術館)。
【ギャラリトーク】
9月29日(日)14時~15時
館長による展示解説
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2013/08/23/part_1.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント清水三年坂美術館 8月23日(金)~11月17日(日)10時~17時(月・火曜休、ただし祝日の場合開館。入館16時半まで)、清水三年坂美術館(京都市東山区清水3丁目337-1。市バス「清水道」下車徒歩7分、清水寺門前三寧坂北入。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・532・4270。
明治時代、日本は先進諸外国からの技術導入に必要な外貨獲得を急務とし、当時工業製品を持たなかった日本の輸出商品の中心は蒔絵、金工、陶磁器、七宝などの工芸品のほか、刺繍絵画でした。特に京都では西村總左衛門(千總)や飯田新七(高島屋)ら呉服商が中心となり、大規模に輸出を行なっていました。彼らは岸竹堂、今尾景年、竹内栖鳳ら京都画壇の画家達に依頼した下絵を元に、さまざまな色に染められた絹糸を用いて一針一針刺繍を施し、精緻な絵画作品を制作しました。その質の高さと美しさは評判になり、多くの作品が欧米の宮殿に納められましたが、経年劣化により多くの作品が消失、よい状態で現存する作品はごく僅かです。
今展では、2012年末にイギリスのアシュモレアン美術館でも紹介された作品を含め、欧米より里帰りした名品を展示します。
一般500円、大高中生300円。
問い合わせTEL075・532・4270(清水三年坂美術館)。
【ギャラリトーク】
9月29日(日)14時~15時
館長による展示解説kyomin-minpo
seinen@kyoto-minpo.comAdministrator京都イベントなび